ワンピース1134話考察 |エルバフは巨人と妖精の国? についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
古代北欧の世界観をベースにした文化
エルバフの巨人達の生活の様子はリンリンの過去編にて描かれていますが、やはり古代北欧のイメージそのままの文化であるように感じられますね…
古代北欧と言えばヴァイキングのイメージが強いですが、エルバフの巨人達…その代表格である巨兵海賊団馬見た目からしてもヴァイキングのイメージそのままですが、ヴァイキングは海賊として略奪だけをやっていただけではなく、交易も行っていたり、故郷に帰れば農業にも従事したりしていたようですが、エルバフの巨人達もそんな雰囲気がありますよね…
個人的なイメージなんですが、おそらくエルバフの巨人達はかつては海賊行為もしていたものの、各地にエルバフの特産品なんかを輸出したり、輸入したりして世界と密接に関わっていたのではないかと思うのですが、空白の100年を契機に世界政府との関わりを極力控えるようになったのではないかと思っています。
今も世界政府に加盟していないような雰囲気ですし、空白の100年の時代には最初の20人とは敵対する立場だったんじゃないかと思いますが、100年前に世界を震撼させたという巨兵海賊団にしても、彼らが無闇に一般市民を襲い略奪したとは思えないですから、おそらくは虐げられていた非加盟国、また加盟国の人々を助ける為に戦っていた…その相手が海軍や世界政府絡みの悪党、また海賊達だったりしたのではないかと思います。
おそらく『粗暴』というイメージも世界政府によるプロパガンダの結果だと思いますが、エルバフの巨人達が猛々しい戦士としての側面があるのは間違いないところであり、戦士の国や世界一の強国と呼ばれるくらいの強さを誇るのは巨人達が幼少から厳しい戦闘訓練を受けているからという根拠があるんですよね…
しかし、彼らは何の為に強くなり、何の為に戦うのでしょうか?
それは自分達が欲しいものを奪ったりする為ではなく、自分達の自由や大切な何かを守ったり
する為に必要だったからではないかと思っています。
おそらく古代北欧のヴァイキング達も故郷の人々を豊かにする為、つまり守る為には戦っていたのではないかと思うのですが、過去にも書かせて頂いているようにエルバフには巨人族だけでなく、他にも種族がいて、彼らはそれを守る為に強くあろうとしているような気がするんですよね…
その守るべき対象が、エルバフの三つの階層の一つ、天界に存在するのではないかと思うんですよね…
エルバフという国名には北欧神話のイメージを感じるわけですが、北欧神話では巨人達の国はヨトゥンヘイムという名前であるようですがエルバフという国名とはかなり違いますよね…
エルバフという国名は妖精の国であるエルフヘイムまたはアールヴヘイムに似ているように思うのですが、もしかしたらエルバフには巨人族以外にエルフ達がいるのではないかと思うんですよね…
巨人と妖精の御伽の国?
エルバフはこれまで『戦士の国』というイメージが強調されるように描かれていますし、未来島編でもドリーとブロギー率いる巨兵海賊団が活躍し、ますます戦士のイメージが強くなっています。
エルバフの王族も巨人族である事はわかっているわけですが、どうにも国名が気になります。
また、北欧神話また古代北欧のイメージでエルバフの文化が描かれているとしたら、北欧神話には様々な種族が登場するわけですから、そこに巨人族以外の種族が生息していても全く不思議はないと思います。
また、ワノ国編でルナーリア族、未来島編ではバッカニア族というONE PIECE世界の秘密に関わるような種族も登場しており、エルバフ編でも新たな登場する可能性はあると思います。
また、リンリンが言っていた万国にいない種族や海王類達が言っていた巨船ノアを修理できるという一族ということにも明確な答えは出ていないですし、もう一つ気になっているのがクラバウターマンという存在…
クラバウターマンは物に宿る魂みたいなものかも知れないですが、精霊や妖精みたいなイメージもありますよね…
そういう要素もあり、エルバフが北欧神話のイメージであるなら、やはりそこにはエルフのような存在が種族として巨人族に守られるように共存しているような可能性を感じるんですよね…
それは過去にも書かせて頂いたONE PIECE世界の正体は幻想世界ではないかというのにも繋がってくるのですが、誰もが迷信であり実在しないと思っているような存在が忘れられているだけで、実際には生きているというようは事はありうるのではないかと思いますね…
でないと、実際にルフィと会話をしていたクラバウターマンという存在は説明がつかないですし、やはりクラバウターマンは実在する種族なんじゃないかと思えます。
ベガパンクはそういう存在もあり得ると考えているのではないかと思うのですが…
ベガパンクのメッセージとエルバフ
ベガパンクは世界に向けたメッセージの中で、かつて幾つかの大陸があった旧世界が存在したが、古代兵器使用による影響で沈没した事、また、それをもたらした古代兵器が現存し、自ら発明したマザーフレイムによって使用できる状態にあり、それを誰かが持っている事…
また、ラフテルに到達したロジャー海賊団が世界の秘密を知りながらも何もしなかった事や、ジョイボーイという存在、ワンピースは実在し、それを手に入れた者に世界の運命は委ねられるというような内容を語ったわけですが…
ベガパンクのメッセージの肝となるのは、やはり世界は本来あるべき姿から人為的に捻じ曲げられ、真実は厳重に執拗に隠され、今の世界があるべき姿だと信じさせられているという事なんじゃないかと思いますし、それに疑念を抱き何か行動する事は天竜人に対する反逆とされてしまう…
ベガパンクは事の善悪については言及せず、それを聞いた全世界の人々がどう思うかという形で判断を委ねたとも思えるわけですが、個人的にはエルバフには旧世界を思わせるような事象が次から次へと現れてくるのではないかと思います…
ベガパンクのメッセージ内容…伝えたかった事がエルバフ編でルフィ達が実際に見て知る事により答えが出るのではないかと思っています。
個人的に、ルフィとロジャーをはじめとする数人が持つ万物の声を聞く力というものが存在するという事は、ONE PIECE世界の全てのものには魂が宿っているはずであり、それならばその魂はまさに精霊や妖精と呼べるものだと思えます…
天才科学者であるDr.ベガパンクだからこそ、くまの件にしても科学では説明がつかない事が実際にあると言う事を証明できるでしょうし、説得力もあるはずです。
ベガパンクはやはり世界にはかつて本物の神が存在したと確信しているのではないかと思うをですよね…
誰かが創造しないと自然に生まれてくるわけがないだろうと思えるものが沢山存在するわけですし、科学者ならば尚更そう思うでしょうしね…
エルバフ編では、そういう事が明らかになり、ONE PIECE世界は更に広がり深化する事になるのではないかと期待しているのですが…
この記事の紹介は以上になります。
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