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展開考察|ハルケンブルクの出生と倒れた理由は?
ハンターハンター402話にて、第9王子ハルケンブルクには「出生の真実」があると判明しました。
ネット上ではビヨンドの子なのか、顔が似ているからウンマが母だったりするのか等、色々と予想が飛び交っています。
ビヨンドの子やウンマが母であっても継承戦の資格を失うわけではないので、そこまでの爆弾にはならなさそうですが、ハルケンブルク自身への影響は大きそうです。
もし継承資格を失うような出生だったらどうなるのか…クラピカが出す策も気になります。
また、鳴動のあとハルケンブルクが倒れていると発覚した件は、バルサミルコが毒殺しようとして体乗っ取られたのではという説が多かったです。
展開考察|継承戦の決着は無効化?
ハンターハンター402話にて、センリツが自身の知りえた情報をクラピカに手紙で共有。
「継承戦を揺さぶる程の情報」とのことなので、うまく使うことで継承戦を止められるかもしれません。
ありそうなこととしては、候補の前提を崩して継承戦自体の無効化を図る策。
継承戦の資格とは
- ホイコーロ王の正室の子
- BWに乗船・出航セレモニーに参加した者
- BW号出航する際の長声一発が鳴ったあとから候補最後の一人になること
正室の子でなかったり、BWに乗船・出航セレモニーに参加していなかったりすれば、継承戦から外れることができます。
誰かが正室の子でないというパターンが現実的かと思います。
セレモニー前に候補者のいずれかが死亡した場合は中止、というのもありますが、例えば記録上の死亡日時を変えたところで、無効化になるかと言えばならなさそう。
展開考察|月光ロンギとの契約は罠?
ビヨンドの子が王子の中にいるという新事実が発覚。
正室(カキンの場合は1人ではない、今は8人)が生んだ子であれば父親がホイコーロ王ではなく、ビヨンドでも継承戦への参戦OKとのこと。
第3王子チョウライがカキンマフィアのオニオールを父と呼んでいたのもそういうことかもしれません(ミスリードの可能性もあるけれど)。
もちろんビヨンドの子が王子の中にいる説は、ロンギの証言だけで不確か。
クラピカの鎖が反応しなくても本人が思い込んでいる可能性もありますので、今のところは、
- 継承戦にビヨンドも絡んでいる
- クラピカはゲッコウジョウレイという能力貸与の力を一時的に使えるかもしれない
- クラピカはゲッコウジョウレイによって能力に制限を受けるかもしれない
これくらいの認識でいたいと思います。
しかしロンギという人間はどの程度信用できるのか…
父のせいで人生を狂わされた、言ってくれたらここまでの決心に至っていないと打ち明けていました。
当然ですが父ビヨンドに強い影響を受けていることが分かります。
ビヨンドがロンギに接触してきて、打ち明けなかったことについて納得できそうなことを言われたら全面協力に舵を切るのではと思ってしまう…
ただ、交渉後、部屋を出た直後にロンギが泣いていたという証言もあるため、クラピカと絆ができているパターンであってほしいです。
展開考察|ビヨンドの面会希望相手は誰?
カンザイに対し、ビヨンドが話したい奴がいると希望を出しました。
子どもの話が出た直後なので、話したい奴=ビヨンド自身の子、あるいはその関係者の可能性があります。
ビヨンドは豪快な態度とは裏腹に、かなり用意周到な人物だし、そのカリスマ性から味方も多そうです。
王子や護衛、マフィア、カキン政府内、船内で働く従業員等にビヨンド側の人物はいるでしょう。
話したい人の名前を出す、話したい奴がいるという希望を出せば、どこかしらに共有がされるはず。
それが何らかの合図として機能するかもしれません。
行動開始、あとは動きを封じたい奴の名前を出してけん制効果を狙うパターンもありえます。
展開考察|円のリスク
ハンターハンター400話冒頭では円での捜索の難しさについて言及されました。
読者からの「円で探せばいいじゃん」ツッコミ対策も入っている気がします。
フィンクスいわく「不特定多数で正体不明の人間入れるとか裸で「撃って下さい」って看板掲げてスラム街歩く様なもんだろが」(400話)とのこと。
ヨークシンのときにはキルアの祖父ゼノが半径100mの円を使ってクロロを地下まで追い立てましたが、その凄さが再確認できますね(ネフェルピトーは2kmだけど人外だし)。
あとシルバが横にいたからこそ円での捜索ができたというのも分かりました。
「円」というのは「スキャン」みたいなイメージでしたが、「相手にバレるスキャン」であり「読み込む機械の性能(念系統や能力)や使い手の熟練度(経験値)もかなり関係しそう」に変わりました。
円はオーラを変える変化形が得意そうですが、変化形でもフェイタンのような痛みを返す能力、カウンター型の力だったりすると円の習得は難しいのかもしれません。
展開考察|悲しく残念なお知らせとは?
ノブナガとフェイタンとフィンクスが合流、フランクリンも呼ぶという話になったとき、「緊急放送」が入りました。
「悲しく残念なお知らせ」というあからさまな悲報です。
しかし逃げ場のない船内を混乱させるような放送をするメリットはありません。
そういったことを考えると、
- 混乱させようとする悪意の放送(イルミの針放送的な)
- 遅効性の催眠
- 行動制限の強化
- 大したことのない放送(予定していた〇〇が禁止)
といったことが考えられます。
放送があったコマには大量のハゲタカみたいな鳥が飛んでいて不穏です。
1巻2話でも嵐が来る前に鳥たちが飛んでいる空が描かれましたよね、ウミヅルですが。
BW号にも嵐が来るのかもしれません。
展開考察|第6王子タイソンの教典で王は変わるか?
ハンターハンター400話では、タイソン王子の意外な一面、正しい現状認識をしていることがうかがえました。
期待外れな「こんな」自分だけれど愛で戦う…いじらしく思えた読者は多いはず。
クラピカの師匠であるイズナビも期待しているし、継承戦で革命を起こしてほしいところです。
ただカチョウとフウゲツの脱出劇が失敗に終わったこと、ナスビ王が自身は歯車になったと発言していることなどを鑑みると、望み薄に思えます。
展開考察|3つの恋の行方は?
継承戦バトルロワイアルが進行中ですが、恋も進行中。
王子やモレナへの信仰については置いておいて…
- センリツに片思いする司法局のカイザル
- ビスケの筋肉に魅了されているウェルゲー
- テータちゃんに興味を持つツェリードニヒ
このあたりが気になります。
恋とするにはあまりにも思惑が絡み合っている気もしますが、ラブストーリーがないとは言い切れませんよね。
現時点では女性側が全員真意に気づいていません。
唯一センリツが「心音だけが真実じゃない」と気づくことで司法局の人の恋心を信じることはできそうです。
ウェルゲーの方は恋というより信仰に近い気もしますし、ビスケのタイプでもなさそうなので、発展しそうにありません。
ワンチャン、ウェルゲーが磨けば光るタイプだったならアリですよね。
テータについては全力で逃げるべき。
展開考察|ベリゴルとマトベールが任された「器官」とは?
ハンターハンター399話ではまたしても「器官」という単語が出てきました。
始めて出たのは393話、マトベールが自分は「器官」をやりたいと言ったとき。
器官が何かは分かっていません。
器官とは体の生命維持に関わる機能をさすため、モレナの計画の中で大事な役割なのは確か。
後々モレナは何人かの「器官」を繋げ、相互協力型(ジョイントタイプ)の人間兵器をつくるのかもしれません。
任命された二人の特徴からも考えてみます。
マトベールは393話では好奇心旺盛な大学生でレベル18、394話ではレベル21になり変化形を発現、人材派遣・斡旋業に変更。
着替えるのすら億劫がり、最初は飛び道具系の力を欲していたことから、怠惰だけれど楽しいことだけは頑張れるタイプと予想。
ペリゴルは私立探偵助手であり、死体の中でもご飯が食べられて、ヒンリギの投げたナイフを全治どれくらいかなと考えながら能力を使おうとしていました。
自身の痛みを何かに変換できる力を持つ傍観者タイプの人間と予想。
二人とも惨劇を引き起こすことへの罪悪感はなさそうです。
展開考察|エイ=イ一家のアジトでツェリの友達と鉢合わせ?
モレナは第4王子ツェリードニヒの私設兵を捕まえたがっていました。
対してツェリの友達6人は危機を回避しようとしていたけれど、能力者と対峙してしまったら逃げるのは難しそうです。
ということはエイ=イ一家のアジトでツェリの友達と旅団たちが鉢合わせする可能性もあります。
ツェリは旅団が作ったであろう闇サイトにクルタ族の目を保有していると投稿していて、旅団と何かの繋がりがあると考えられます。
鉢合わせすることでその「何か」が分かるかもしれません。
展開考察|クルタ族にも罪を犯した過去があった?
幻影旅団が社会から悪を消したい集団だとすれば、クルタ族が純粋な被害者でない可能性も出てきます。
クルタ族は隠れるように山奥に住んでいた人たちで、クラピカもいいやつなので完全な被害者と認識していました。
しかしサラサの加害者と繋がっていたり、旅団に悪だと判断されることをしていたりする可能性もあります。
ウボォーが強かったと発言していることから、その強さを悪用していた場合もあるでしょう、故意でなくても。
0巻でクラピカは街に行って目を赤くしてしまった際、優しくしてもらったおばあさんにも「赤目の化け物」と怖がられました。
この反応は単純におばあさんが普通の人とは違う赤目を怖がったわけではなく、クルタ族の罪を知っていたから、ということもありえますよね。
展開考察|クルタ族が幻影旅団の被害者でないとクラピカが知ったら?
前述したようにクルタ族が幻影旅団の100%の被害者でない可能性もあります。
ただ0巻で判明した殺され方、互いを向かい合わせて傷つけて緋の眼を鮮やかにさせて眼を取り出すというやり方は非道です。
クラピカが旅団の過去を知ってもそれは別、仲間に対する非道は許せないでしょう。
しかし、緋の眼を取り出した人たちが別の人だった場合は別ですよね。
ウボォーはクルタ族と戦ったこと、団長が緋の眼を気に入ったことを話しているので可能性は低いです。
それでも悪党としての知名度を上げたかった旅団が誰かのスケープゴートを買って出た可能性は0ではないと考えます。
それが明らかになった場合、クラピカの死後強まりそうな念は脅威ではなくなりますし、クラピカは復讐すべき者以外に念を使わない誓約によって命を落とすかもしれません。
読者の声|冨樫先生の腰が!良かった!安心した!!カイゼル…
ハンターハンター402話を読んだ読者の感想、考察ツイートを一部ご紹介します。
ファンの多くは冨樫先生が長年患ってきた腰の不調緩和を知って喜び、さらりと描かれたサルコフが呪われていたこと、ハルケンブルクが倒れていたことなどには驚きました。
10日目のことは388話あたりでも描かれているので、記憶だけで照らし合わせるのは困難…何度も読み返さないと…
カイゼルについては、あまりにも有能で協力的だったため、いなくなったら困る奴になってきたと不安を覚えるファンも出てきています。
重要度が上がったときに裏切ったり、亡き者にされたりするとセンリツとカチョウがホント困りますよね。
眉毛と目の感じ、何事にも動じない芯の強さ、素直に見えてガンコなところがゴンに似ているから実はジンではないかと前から思っていましたが、今回は特にそう見えました。
カイゼルがフリークス家の人間だったりしたらより面白そう。
ハンターハンター最新話403話ネタバレ
ハンターハンター403話は2024年10月21日発売の週刊少年ジャンプに掲載予定!
内容が分かりましたら追記します。