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イム様と五老星はニカの実をどうするつもりだった?|ワンピース考察 についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
シャンクスに実を奪われた事について
イム様と五老星…世界政府は800年間、彼らがその真の名を隠す為に名付けたゴムゴムの実、即ちヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを探索し続けて、13年前にようやく発見し手中に収めたわけですが、その『護送』の最中にシャンクスと赤髪海賊団によって強奪されていますね…
『護送』という言葉は、人や物に付き添い保護する監視しながら目的地に送り届ける事を現す言葉ですが、その言葉が使われるのは対象が人間であるというケースが多いと感じられ、世界政府はヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを単純に悪魔の実という『物』として認識するというよりも、世界政府存続の危機を招く可能性がある危険人物として扱っていたように感じられるんですよね…
五老星達はゾオン系悪魔の実には意志があり、神の能力を宿す実なら尚更の事というような話をしていましたし、それからしても認識としては物ではなく人…いや神として扱っていたのではないかと思います。
まあ、彼らからすれば最凶最悪の悪神とか魔神みたいな認識でしょうが…
それを強奪したシャンクスについて、五老星は自分から世界をどうしようという男ではないと言うような評価をしており、また、シャンクスのその罪について、強い言葉を使ったりしていない事が気になります。
普通、800年もの長い間探し続け、ようやく手に入れたもの…それも世界政府存続に関わるようや代物であるなら絶対に許せないんじゃないかと思います。
それこそロジャーの様に公開処刑しても飽き足らないくらいに憎いはず…
捕まえようとして捕まえられず、殺そうとして殺せないと言う事もあるでしょうが、大罪を犯したシャンクスに対しての感情は希薄すぎるような気がします。
やはり13年前の強奪事件には気になる事が多いわけですが、イム様と五老星達はそれもニカの能力を宿す実に意志がある事と言う事の結果だと考えたのでしょうか…?
しかし、イム様と五老星達は実を手入れて、それをどうするつもりだったのでしょうか?
具体的には何も語られていないところが非常に気になるんですよね…
冷凍保管で永久に封印予定だった?
ゴムゴムの実護送任務には当時CP-9だったフーズ・フーが当たっていたわけですが、やはり目的地は聖地マリージョアだったんじゃないかと思います。
世界政府存続にとって危険なものであるなら、世界一安全であると言える聖地マリージョアが目的地としては一番可能性が高かったと思います。
聖地マリージョアのパンゲア城の地下には、おそらくイム様自らが管理してしているだろう冷凍保管庫が存在しますね…
おそらくジョイボーイの『遺品』だろうと思われる巨大な麦わら帽子…他にも数個の何かを保管しているらしき、あの冷凍保管庫にヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを保管する予定だったのではないかと思います。
悪魔の実という存在を人の手で消滅させられるかどうかは次項にて考えてみたいと思いますが、それができないとしたら、あの巨大な麦わら帽子のように冷凍保管し外界に出さなければ二度と誰も食べる事はできない…
その実に神の意志が宿っていようが、誰も食べる事ができなければ、二度と『ニカ』が復活する事はないわけですよね…
過去にもそんな事を書かせて頂いていますが、冷凍保管するというのは、人には絶対に不可能な事だろうと思える、神を封印する、神を殺すというような事と同じだと思ます。
おそらく、シャンクスに奪われる事なく無事に聖地マリージョアに送り届けられていたなら、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカはそれ以後誰にも食べられる事はなく、事実上、世界から完全に消えたという状態になっていたのではないかと思います…
最終的には誰からも忘れ去られる事になったでしょうからね…
しかし、先程書かせて頂いたように悪魔の実は人の意思による何らかの手段で消滅させる事はできないのでしょうか?
悪魔の実の消滅は可能なのか?
悪魔の実は誰かに食べられ、食べた人間に能力として宿るというものであると思いますが、食べた人間が死亡すると、その実はまた復活し世界のどこかに現れる…
悪魔の実は不滅の存在だと言ってもいいのではないかと思います。
しかし、それを人の手で消す事はできないのでしょうか?
イム様と五老星がヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを手にいれたなら、また、消滅させる事ができたなら、それが最善だったかと思います。
それができるなら、そうする予定だっただろうと思えますが、やはり悪魔の実は不滅なんじゃないかと思います。
燃やしたり、溶かしたり、腐らせたり…
物を消滅させるには様々な方法がありますが、仮に悪魔の実にそれをして、その時は消せたとしても、実を食べた人間が死亡すると実が復活するようのと同じ事になるのではないかと思うんですよね…
また、イム様と五老星はルフィを消したいわけですが、仮にそれができたとしても実は再びこの世に現れますから、それは一時的に凌いだ事にしかならない…
そもそも大変価値がある物ですから、物語の中で悪魔の実を消滅させようというような事をしようとする物は一人もいなかったわけですが、もしかしたら、悪魔の実は不滅であるというのは常識なのかも知れないですね…
人の願望が具現化したものなら、人の願望を消そうとして消せないように、悪魔の実も消せないのではないかと思います。
つまり、人間がこの世に存在する限り悪魔の実は存在し続ける…
ですから、聖地マリージョアという保管場所としては世界一安全と言える場所で冷凍保管により封殺するのが最善だったのだろうと思いますが、それを食べたルフィは能力を覚醒させ、ニカは現代に復活してしまった…
その現状をどうにかするには、やはりルフィを抹殺するしかないのでしょうね…!
しかし、やはりそれは時間稼ぎに過ぎず、ある意味、イム様が不老になったのはニカの能力を宿す実と同じ条件になる必要があったという事もあるのかも知れないですね…
この記事の紹介は以上になります。
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