- セラフィムの動力と弱点について考える
セラフィムを充電
まだ全員ではありませんが、ジョイボーイの覇気によって気を失っていた者達が意識を取り戻して戦後処理に動いています。そしてセラフィムについて「充電(チャージ)後 船へ!!」と話しています。
セラフィムの稼働には充電が必要。
思い返せば、ジンベエ型のセラフィム(S-シャーク)の登場時に背後のカプセルに「098」の数字が見られましたよね。これは98%の充電が完了していた事を示していたのかも知れません。ほぼ満タン。
それにしたってセラフィムに“充電”が必要というのは驚きでした。何か食べ物を補給すればOKなんじゃないかと思っていたんですよね。
サンジを含めてヴィンスモーク・ジャッジの子供達は充電を必要としている様子はない。ジェルマ66のクローン兵達も食糧と思われる物を購入しておりましたからね。
セラフィムというのは七武海のクローンであり、ルナーリア族アルベルの血統因子を組み込んではいても人間に近い存在だと思っていたんです。しかし内部構造は機械に改造されているのかも。
パイフィスタ(マークⅢ)もセラフィムとは別タイプですがカプセルに収容されていました(第1074話)。こちらも充電されて稼働するのかも。バーソロミュー・くま(PX-0)はどうなんでしょう。
少なくともセラフィムが充電を必要とするのは分かりました。食糧によるエネルギー補給と併用できるのかは分かりませんけどね。
セラフィムの弱み
世界会議(レヴェリー)で七武海制度の撤廃が可決され、コビーがボア・ハンコックの拿捕に動きました。その時に連れていたのがハンコック型のセラフィム(S-スネーク)。
コビーは人質に取られましたが、アマゾン・リリーでの任務の後に海軍船がエッグヘッドに入港しておりました。これは「S-スネーク」の充電の為であった可能性が出て来たんですね。
ルッチ達がバーソロミュー・くま型のセラフィム(S-ベア)をエッグヘッドに返すのを潜入の口実にできたのも、セラフィムがエッグヘッドでの充電が不可欠である事が背景にあったのかも。返す必要ありませんとは言えない。
サンドワーム(シェパード・十・ピーター聖)が吸い込み、海上の艦隊に吐き出した者達の中にセラフィムがいました。セラフィムは船上にいるんです。
それを「充電後 船へ」と言っているんだから、一旦エッグヘッドで充電し、再び船に乗せろと言っているんです。「S-シャーク」が入っていた液体の入ったカプセルで充電してから船に乗せるのでしょう。
エッグヘッドで稼働したセラフィムは4体。それらは昨日カプセルから出て行動していたのです。充電ナシでね。どれくらいエネルギーを消費したのでしょう。あとどれくらい稼働できるのでしょう。
そこは詳しく分かりませんが、セラフィムにはエネルギー切れの懸念があるって事かも知れないのです。ポイントは連続稼働時間ですよね。休止中はエネルギー消費を抑えられるって事かも。
セラフィムに激しい戦闘を強いれば、それだけエネルギーの消費量は多くなるハズで、エッグヘッドに戻す事ができなくなれば充電切れを起こす可能性がある。
これはセラフィムの弱点になり得ます!!
セラフィムの動力
今から2週間前、おそらくはシャカが「融合炉(パワープラント)の数値に異変がある事に気づきます。そこから「マザーフレイム」が何者かに盗まれている事に気づくんですよね。
この時 シャカが「セラフィムへのエネルギー使用量が少しずつ上乗せされてます」と言っているんです。これかミスなら由々しき問題であり、ピタゴラスが確認した数値とは違っていた様子。
犯人はヨークであり、「マザーフレイム」をセラフィムに使用した様に見せかけ、その分を世界政府へと横流ししていたって事なんだと思われます。
つまりセラフィムは「マザーフレイム」で充電しているって事かも知れないのです。この可能性が非常に高い。パシフィスタ(マークⅢ)も同様であるかは分かりません。
おそらく重要なのは背中の“炎”です。
- マザーフレイムの原料となるもの
- 「消えない炎(マザーフレイム)」
- セラフィムの背中の炎
- ルナーリア族の背中の炎
これらがどう繋がるのか?ですよね!!
ここはまだ色々と考えられますが、
もしもセラフィムの充電に「マザーフレイム」が必要不可欠であるなら、「融合炉」のあるエッグヘッドでなければセラフィムは充電する事ができない。充電できなければ稼働できない。肝心な時に稼働停止の危険性をはらむ。
こうなるワケです。
ならば長期戦に耐えられないんですよ。
バーソロミュー・くま(PX-0)を含めたパシフィスタの中でもセラフィムの動力は違っているのかも。エッグヘッド及び「融合炉」あってこそ動かす事ができるのかも。
今回 エッグヘッドで活躍した4体のセラフィムがルフィ達と激しい戦闘を繰り広げました。しかし、どれくらいの時間の戦闘になったのか描かれていません。描写を端折ったのです。いきなり翌日です。
どれだけ稼働できるのか伏せている可能性アリ。
今回の様に膠着状態に持ち込み、セラフィムの稼働時間を引き伸ばしつつ充電させない様にすれば、いくらセラフィムが「科学の“最高峰”」であり「この海の歴史上…“最強の人類”」であっても付け入る隙はある!!
科学には動力が必要。
ここに尾田先生は重点を置いている節がある。
世界政府が古代兵器を所持しながら「なぜ今まで使わなかった!?」「なぜ今… 使った…!?」。ヨークが「マザーフレイム」という古代兵器の動力を送りつけたからですよね。それまでは動力がなく使えなかった。
セラフィムも同様なんです。おそらくは。
他のパシフィスタと違ってセラフィムは強大なエネルギーを必要とする。永久機関を内臓しているワケでもない。原子力空母の様に燃料補給を必要とするワケでは、ない?
もちろんセラフィムが食糧によるエネルギー補給も可能かも知れません。ここは頭に入れておく必要ありますけどね。ひとまず充電させない様にする事で抑えるのが可能かも知れないのです。
推移を見守りたいですね!!
それと充電後にセラフィムを船に乗せて何処へ連れて行くつもりなのでしょう。次なる作戦に組み込まれる事になりそうなんです。おそらくはエルバフではない。
エルバフにはリリス(Dr.ベガパンク)が向かっていますから、またもや五老星が出張って行く必要があるんです。威権順位で負けますからね。「S-ベア」にいたっては五老星を超える威権順位のボニーもいます。
どこにセラフィムを向かわせるのでしょう。
ここも気になりますが…
読んでくださったり、コメントを残していただきありがとうございます