天竜人が世界を捨てる未来 | イム様は何が望みなのか?
天竜人が世界を捨てる未来 イム様は何が望みなのか?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
この記事ではワンピース1125話の考察としてイム様と天竜人の思想と未来についてを
- 天竜人が世界を捨てる未来|イワンコフの推理
- 天竜人が世界を捨てる未来|世界が沈没しても困らない?
- 天竜人が世界を捨てる未来|イム様が望む世界とは?
以上の項目に沿ってご紹介しております。
天竜人が世界を捨てる未来|イワンコフの推理
イワンコフの推理
ワンピース第1125話では、ベガパンクが語った古代兵器の使用による旧世界の沈没また今の世界の沈没の可能性について革命軍が天竜人達の企みについて言及するようです。
サボは世界が海に沈むという事に対して、レッドラインという沈む可能性がほぼゼロだと思われる高地に移住している事実を指摘し、それについてイワンコフが推理を語るようです。
東の海にあるテキーラウルフは700年前から巨大な橋を作り続けさせられている完全なる奴隷国家ですが、世界には他にもウォッカウルフ、ラムウルフ、バーボンウルフという同じく巨大建造物を作らされ続けている奴隷国家が存在するようで、イワンコフはそれが世界沈没に関係しているのは間違いないと考えているようですね…
確かにテキーラウルフが作っている橋を見るに世界が沈没しても全く影響がないくらいに大きいですよね…
テキーラウルフが東の海、ウォッカウルフ、ラムウルフ、バーボンウルフと全部で四つだという事は、おそらく東西南北全ての海に対応しているんじゃないかと思います。
テキーラウルフ以外も橋を作っているのかは判然としませんが、橋を作っているなら、東西南北の海から橋を作り繋げるというイメージは湧きますよね…
そもそもテキーラウルフの橋がどこを起点として建造が始まったのかはわからないですし、終着点がどこなのかもわからない状況ですが、世界が沈んでも沈まない橋を作らせているという事は、やはり天竜人は未来に世界を捨てるつもりがあると言う事になりますよね…
革命軍はそれに気づいてしまったわけですが、ドラゴンはかつてゴア王国のグレイターミナル事件の際に『いらないものを淘汰した世界に幸せなど待っていない』というようなセリフを口にしていました。
あの事件はゴア王国の国王の意思でしたが、その国王は天竜人の真似事であの事件を起こしていますから、あのセリフは天竜人に対するものであるはず…
革命軍の推理が正しければ、やはり天竜人の思想は正気の沙汰とは思えない…
しかし、天竜人は世界さえ捨て去って、その先にどんな未来を見ているのでしょうか?
天竜人が世界を捨てる未来|世界が沈没しても困らない?
世界が沈没しても困らない?
天竜人が未来に世界を捨てる可能性があるとして、それが自分達の不利益にならないのかと誰もが気になりますよね…
第1125話では、革命軍が聖地マリージョアへの補給を妨害しているせいで天竜人社会に深刻な食糧難が発生し、それが続いている様子も描かれるようですが、それは彼らが贅沢はできないというようなレベルには止まっているようです。
しかし、世界が沈没してしまえば更に深刻な食糧難は発生しますよね…
過去にも書かせて頂きましたが、おそらく天竜人は世界が完全に沈没するような状況になる前にレッドラインに奴隷達を集め、食糧を作らせるような準備はするでしょうし、もう既にそれをしている可能性もあるでしょう…
また、テキーラウルフなどの工事が終われば、その奴隷達も自動的にレッドラインで奴隷生活を続けさせられる事になりそう…
奴隷人口は天竜人の人口を上回るはずですから、それを完全に支配する為に世界政府は軍事力を増強し続けているものと思えます。
色々と繋がってきますが、天竜人達にとっては世界が沈んでも困るのは食糧問題くらいで、それもレッドラインという広大な土地と科学力があれば解決できるはず…
世界が沈没すれば、気候も変わってしまいそうですが、世界一の高地であるレッドラインにはあまり影響無さそうですし、あったとしても科学力または奴隷達による『人力』で解決してしまうでしょう…
今はまだ自分達の『楽しみ』の為に世界を必要としているわけですが、この先、その世界が自分達に反旗を翻そうとしたり、自分達を脅かすような者達が現れたなら、世界は『いらないもの』になるでしょう…
しかし、世界を沈めてまでも彼らは権力に執着する理由は一体なんなんでしょうか?
また、彼らは800年前、既に旧世界を沈めて権力を手に入れているという可能性が高いですよね…
支配者である天竜人を更に支配するイム様は何が望みなんでしょうか?
天竜人が世界を捨てる未来|イム様が望む世界とは?
イム様が望む世界とは?
旧世界の沈没があり、今の世界の沈没があるとしたら、それを実行するのはイム様だという事になるでしょうね…
800年前にイム様が旧世界を沈めているなら、イム様また最初の20人は世界を犠牲にして神になったというようなイメージが湧いてきます。
しかし、彼らは権力により何かを破壊して無くしてしまう事はできるにしても、何かを創造するような力を持たない神ですよね…
世界政府の創造主とか言われていますが、自分達が引き起こした世界の破滅を免れた国と民を騙すような形で、世界の復興の為に一丸にならねばならないとか言って巧みにまとめ上げただけで、創造したとは言えないと思います。
現に彼らは世界を沈めて無くし、その歴史すら無くそうとしているわけですし、800年かけて生み出してきたのは、破壊をもたらす兵器群くらいですよね…
新しい何かを何も生み出せないような無力とも言える神が望む世界とはどんな世界なんでしょうか?
過去にも書かせて頂きましたが、イム様は死というものに異常な恐怖を抱いているように感じられます。
不老手術を受け、本人が強い事もあり、死の可能性は極めて低いわけですが、それは死にたくないという強い思いの現れだと感じますし、ジョイボーイに対する恐怖についても、ジョイボーイなら自分を死に至らしめる可能性があると感じているからだと思います。
イム様が望むのは、自分が永遠に生き、まさに神のように世界を支配する事…
その世界が沈没により縮小しようとも、イム様にとっては些細な事なのかも知れないと感じます。
死の超越と支配…
もしかしたら、イム様は五老星また天竜人達を含む他者の存在を望んでいないのかも?
それが可能ならば、イム様は世界に一人だけとなっても構わないのかも知れないですね…
しかし、一人になれば生きていくに全て自分でやらなければならないですから、それは不可能な事でしょうが…
イム様がそういう考えを持っているなら、いらないものを淘汰し続けてきた過去、また、世界を完全に沈没させても構わないというような事についても理解できるように思うのですが…
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!
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