剛京さん『今日より、ココ南陽を治める剛京である。秦は厳格な法治国家であり、今から南陽の民にも同様に秦法に従ってもらうッ!』などと、到着してイキナリ飛ばしていますが、そもそもキングダム世界の秦が厳格な法治国家であった時期など、そもそも在ったのでしょうか??
殆ど、嬴政と昌平君の思い付きでドタバタ行動しているようにしか見えませんし、むしろ、そんなんだからこそ宜安と番吾で負けたんじゃないのかと思いますし…、
文官であるお前(剛京)だって、嬴政&昌平君の思い付きの政策執行で振り回されるがまま、つい最近まで戸籍作りやらされとったような人間じゃないかと、若干、笑えてくる思いが致します。
まあ、でもこの剛京さん。
一見、嫌な奴のようにも見えて、まだ登場して数コマしか顔をだしていないのですが、ここ最近のキングダムにおける秦国、秦軍の状況を鑑みると、騰のお株を上げるために、なかなか良い立ち回りを見せてくれるかもしれません。
剛京さん、、めっちゃクチャ死にそうなヤツの顔つきなのですが、別に武将と違って、そもそも戦場で戦うわけでも何でも無いですからね。。
むしろまァ、今回の戦の主人公である騰の方がココを如何に取り仕切るかの方が全然期待感が膨らみます。
何となくですが、、、、剛京さん、、。
文官のクセに、イキって怒鳴り声を上げた相手が録嗚未だった。
そして、ボコられまくって痛みのあまりガンギマリになる等が穏当なオチではないでしょうか。。
ではでは、次回のキングダム予想を進めて参ります。
キングダムあらすじ – 大将軍と長官の物語
到着するなり、イキナリと、、。
南陽の状況も見極めずに、自分勝手なノリで、南陽の住民たちに服従をせまる剛京さん。
いかにも、『ダメだコイツ。。』という視線を送りつける騰なのですが、新鄭の攻略の鍵は、南陽が握っていると考えている騰ですから、コレは当然黙って見ている訳にはいきません。。
次回は、騰と剛京の、南陽支配に関する主導権争い、攻防が発生するでしょう。。
まあ、主導権争いだの、攻防と言ったところで、騰か一発殴れば済む話のような気がしますし、事実、そうして欲しいと考えている読者さんも多いんじゃないでしょうか??
というか剛京さんの態度を見ている限り、いままで各地で進んで来た、秦軍の占領後統治って、とうやっていたのか、いささか心配になります。
それこそ、有名な山陽や鄴は李斯が直接乗り込んで指揮していましたが、他の地域や占有した城郭だと、そうはいかんでしょうし、城を攻めた将軍とその戦い方によって、後の長官が入城の仕方も、統治の引き継ぎ形態も、普通に考えて状況に応じたものとして、慎重な対応が必要なモノばかりになって当然だと思うんですよ。。
それこそ桓騎軍が占領した後の城なんて、どうやって住民の信頼を得ていたのでしょうか?
普通に考えてめちゃクチャ難しい仕事です。(汗)
この点、南陽は騰の機転によって無血の開城とはなりましたが、ここから先は、対新鄭陥落に向けた、最前線基地として機能させる必要があります。
もちろん話はそれだけではありません。
占領後は、以後、秦の住民として登録され直したばかりの住民たちとして順化を促し、延いては、昨日まで自分と同じ国であった者達のいる新鄭と戦わなければならない、覚悟を強いる事になる訳です。
冒頭で書きました通り、南陽の戦後直後統治問う事に関して言えば、単に、占領後地域として、秦の領土化に徹すれば済むというというような、平時に向けた占領統治地域ではなく、次回の戦闘に向けた上で、複数の目標達成が必須の、高難度占領施策が必要な地域であることが明白です。
このことは、敵軍の魏や趙でも、対新鄭戦を伴う韓攻めを落とせば、リソースを消耗し過ぎて、最早、秦軍は中華統一の道には戻れないと評している通り、新鄭陥落までの戦時南陽統治は、絶対に落とす事の出来ない施策なので…、
当然、秦軍本営としましても、六大将軍騰と比べても遜色ないキャリアを持った長官を派遣するべきであったハズです。
そして、今回、その人選が、なんと!?
あの、史実でも有名な剛京…!!
…、、、。
いや、誰やねん?お前。(笑)
これは流石にですよ…、
ネームドとは言え、限りなくモブキャラに近い人選を送ってきた時点で、騰だって怒るでしょう。
しかも、明らかに六大将軍である自分などとは、各下で聞いた事も無いような人物が、挨拶にも来ずに、勝手気ままにイキリ散らしているワケですから、“南陽が新鄭攻略の鍵”とかどうこう以前に、シンプルに組織人として剛京がダメダメなのがよく分かります。(笑)
こんなんサラリーマンでやっちゃったら、ソッコーで更迭じゃないですか?(爆笑)
普通に考えて、騰からしてみれば『めちゃクチャ高難易度の戦時占領政策が求められる時期に、聞いた事も無いような文官なんか寄越しやがって(怒)』と、もっと大本営に怒りを提示してもいいくらいの話です。
何で、剛京が六大将軍である騰にたいしてまで、ここまで偉そうなのでしょう??
まさか、戦時にもかかわらず、派遣された長官の支配権限が、六大将軍である騰よりも明確に優越するモノのであると、法令の根拠上で自身があるのでしょうか??
この態度を見てみれば、、もしかしたらそうなのかもしれません。
まさかキングダム秦国、既に法治国家体制下として、文民統制という概念が生まれていて、大将軍の権限と言えども、行政長官には口出しできないなどという、中途半端な法律設定が施されているとか…、、
今更、そんな面倒臭い展開が待ってやいないでしょうか??
戦をする訳でもない剛京さんが、騰に対して優越するモノがあるとすれば、自分は咸陽が認めた南陽の長官で、コト、南陽の支配に関して言えば、自分の命令系統のほうが、大将軍騰のソレよりも優越すべきモノと考えていたら厄介だからです。
今まで、キングダム秦国は、桓騎対する裁きでも、宜安・番吾での飛信隊脱走に関しても、嬴政の胸三寸で沙汰が決まる顛末で、ロクに法治国家として機能しても居なかったのに…。
ここにきて急に剛京の口出しから、突然、法治国家然とし出すなんて事にならないか?
これは、もの凄く心配になってきました。
というか、そうだとしたら、これはカナリのレベルで、物語の根幹を揺るがすほどの大問題を孕んできます。
何故ならば、もしそうだとしたら、秦国の法治国家制度が、法律施行の設計段階で既に失敗しとる連中という話になって来るからです。
(※そもそも六大将軍が制度として法治国家制度と相反する存在である点に、本編でまったく触れられていないが。。)
戦時下に於いて軍団基地として運用予定が決まっている占領地と、後から入って来た長官の命令権限が重複。。
しかも、戦闘継続が確実視される、国境地域統治に於いて、非戦闘時期の通常統治化でのキャリアしか持っていないでろう人物を送って寄越す。(※沖縄に例えたら分かりやすい。どれだけ米軍基地を強化しても、知事がアホなら、それだけで利敵行為になる。)
どう考えても、大本営の落度でしかありません。
会社や事業をやっている人は、絶対に、今回の昌平君らの様にマネジメントをミスってはならない。
反面教師にしよう。
キングダムあらすじ – 次回は法に関する話題には触れない方が良い
なのでッ。。
次回のキングダムでは剛京さん。。
もうアンタは、法律とか権限とかややこしい事を知ったかぶりして語らんでよろしい!!
このまま、余りに乱暴かつ短慮のまま施策をすすめ、騰に諫められた際に単純激昂ww
つい、
近くにいた録嗚未にガンをとばしてしまい、反射的に録嗚未がブン殴ってしまい、新鄭攻略まで気絶させるとかでイイんじゃないでしょうか?(笑)
剛京『これだから武官の連中はバカばっかりなのだ!』
ボグッ!!
騰『暴力はイカンぞ♪』(キリッ)
録嗚未『違げーよ、占領反対派の住民が毒矢を吹いたんだよ。よーし、もっぺん騰の話しを最初から聞こうか??』
河了貂『危ない!今度は反対派住民が放った毒バチが!』
剛京『いや、だから武官の連中はバカばっか…。』
ボグッ!!
騰『暴力はイカンぞ♪』(キリッ)
録嗚未『違げーよ、占領反対派の住民が放った毒蜂から守ってやったんだよ。よーし、もっぺん騰の話しを最初から聞こうか??』
剛京『いや、だから武官の連中はッ…!?』
李信『危ない!今度は反対派住民が放った毒蜘蛛が!』
ボグッ!!
騰『暴力はイカンぞ♪』(キリッ)
録嗚未『違げーよ、占領反対派の住民が放った毒雲から守ってやったんだよ。よーし、もっぺん騰の話しを最初から聞こうか??』
剛京『ひゃっ、ひゃい!!』
読者だって早く新鄭攻略の続きの方が見たいだろうし、別に剛京などというオリジナルキャラに関して深堀を求める需要など、何処にも無いでしょう。
統治方法に関する議論はさておき、むしろこういった場面で“六大将軍の戦争における自由”という大権がどのようなものなのか、王騎の時代を知る騰がそれを見せつける展開になるのではないかと予想します。