キングダム
キングダム811話予想 李信の温形への対処の仕方を考える。
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 この食事会は李信が始めた事。 でなんで、温形が逆上するような状況を作ったのは、李信ですが、まあ仕出かしたのは温形です。 これ、温形が短刀を李信に突き刺そうとした。しかし、武人とてして練達している李信自身は何ともない形でこれを制している訳ですが、それはそれです。 問題になるのは、温形の加害行為に対して、秦法統治下として、キチンと法律に則って秦軍側は対処できるかどうかが問題です。 これ、立場上、李信は温形のやったことをスルーできはしますが、それやっちゃうと、ただでさえ嬴政情緒法だったものが、更にグダグダになります。 現場ですら更に恣意的判断するのか?と。 しかも、現在の秦法がナンボ笊同然であったとしても、流石に統治下で住民が反逆行為を起こしたトキの対応法律ぐらいは作っているでしょうから、正味で考えたらさらに問題は深いです。 まだ作成されていない法律に対する処分であれば、現場判断として許される余地も多いでしょうが…、反逆行為として、既に対処の方法や刑罰計量が規定されている様な行為に対してまで、現場監督者が恣意的判断で、コレを不問としてしまえば、最早、秦国・秦軍は、説得力ある法治国家としての在り方を、作中で示す機会を永久に失うと言っても過言ではありません。 と、いいますかね?? 騰が掲げている、『理想郷どうやって作る?』という課題をこそ、嬴政や李斯がこれまで、勉強してきていた法家思想、法治国家制度で、解決する問題として、これまでキングダムで取り扱ってきたハズなのに。。。 何で、それ以外の情緒的な方法で問題を解決しようとするんだよ? 娯楽作品とは言え、キングダム、秦という国家が歴史の中で登場してきた意味を問う、歴史作品としての意味がこれでは完全に没却されてしまっています。 そもそも何故、嬴政も李斯も昌平君『六将の方が地方長官よりも権限上だ。』とするのは良いにしてお、その後のバックアップを騰にしてやんねーんだろ?? 剛京さんが、騰のバックアップというのなら、それはそれで、最初から騰の方針に対して文官として支援できるように、キチンと命令しておけば、剛京文官団とて、最初から、統治計画の設計も準備もそれなりの範囲で準備できていたのではないか? 再三、騰自身、李信に説明する際も、『南陽を理想郷とか、確かに本来は武将が考える類の問題ちゃう。』と言うてますが、、、。 河了貂&昌平君『騰はそーゆー事も考えてくれる武将ww』 嬴政『じゃあ、丸投げにするわ。。統治した先々の法律どうしよう? 韓非子全巻セット、読んでみたけど何書いてあるか全然意味わかんね。』 有体に言えばこんな状況なワケです。 李斯は李斯で、『様々な文化背景を無視て法律を設計するのは無理がある。法とは人の願いだ!』(参照: 話)とか、正しく、今、秦が韓の統治を開始するタイミングにこそ、必要な法律を作るべきかのような、伏線台詞を自分で吐いていたのに、何で、今まで何も準備してこなかった?? 李斯も嬴政も、韓非子を死なせてまで、一体何を勉強していたのか意味が分かりません。 そして、ココは、騰に武将としての仕事に専念させてやりましょうよ?? 洛亜完たち、戦えば普通に強い連中なので、下手したら騰たち負けちゃうよ?(汗) そして最近、フワッと言語化できたのですが、、。 嬴政って、一言で現代人で例えれば、、、。…
キングダム811話以降の考察 | 李信の成長は民衆に恐怖を与えることにも繋がる!
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 李信の成長は民衆に恐怖を与えることにも繋がる!|武将としての迫力は戦場のみの武器 李信の成長は民間人の恐怖も伴う!についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 この記事では、キングダム811話以降の考察として、李信将軍の成長と南陽平定についての考察を、 以上の項目に沿ってご紹介しております。 李信の成長は民衆に恐怖を与えることにも繋がる!|秦の将軍という一括り キングダム810話では、李信将軍が南陽の一区画の長の温形という老人をはじめとする民間の人たちと接し、恐怖の目で見られ凹むと言うシーンがありました。 傍にいた我呂に、暴れようが暴れまいが俺たちは傍に居るだけで怖いんだと言われ、信は、「えっ?」となっていましたが、この言葉が意外だと思う事が信の成長速度や出世の速度が異常すぎると言う事なのでしょう。 普通は徐々に段階を踏んで身をもって理解していくものなのでしょうが、急激に位も武将としての力も成長を遂げた信には内面がまだついてきていない部分があったのだと思います。 桓騎のように、そういう部分はおかまいなしに大将軍まで昇り詰める将軍も居るでしょうが、嬴政の剣である信はそういうわけにもいきません。 今回はそういった意味でも今の自分が民間人、特に敵国の民からどのように映っているかを知る良い機会だったのではないでしょうか? いくら李信が、略奪や凌辱をしない将軍だとわかっていても敵国からすれば秦の将軍は秦の将軍という一括りでやはり悪い事の方が印象深く残り皆、桓騎と同じくらいの恐怖の対象なのでしょうね。 戦場での成長は一般人には凄みと映る 李信の成長は民衆に恐怖を与えることにも繋がる!戦場での成長は一般人には凄みと映る 李信将軍はこれまで、一般兵から将軍となるまでもの凄い速さで手柄を挙げまくり、若くして将軍となりました。 その期間、普通の生活をしていた時間より、戦場に居た時間の方が圧倒的に長いでしょう。 そうする事により、戦場での李信の身にまとう空気がデフォルトとなり、今や敵国にも名の知れる将軍となり、そして大将軍一歩手前まで将軍以上の将軍になっています。 その李信の成長が民間人からすれば、恐怖の度合いであり、戦場で成長した将軍こそ一般兵や将校を統括する恐怖の親玉のようなものに映るのでしょうね。その結果が、南陽での温形をはじめとする老人たちの恐怖の表情や態度であったのでしょう。 李信の成長は民衆に恐怖を与えることにも繋がる!|将軍でも民間人には無害という事を浸透させる 今回は、李信将軍が今後嬴政の剣として韓以外の民もうまく統治していくために、この経験は必要であったと思われます。 昌平君はだからこそ、あえて騰大将軍と李信将軍を組ませて韓攻略戦を命じたのではないでしょうか?…
キングダム811話展開予想考察|信が嬴政の代わりに中華統一の意味を語る?
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム811話展開予想考察|騰がいう理想郷とは? キングダム811話展開予想考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 この記事ではキングダム第811話以降の展開予想考察を 以上の項目に沿ってご紹介しております。 キングダム811話展開予想考察|食事会の理由と温形の凶行の理由は? 信は南陽の民を知る為に食事会を開いたわけですが、何を知りたいと言えば、やはり民の本音でしょうね… 騰の方針の効果で南陽の民は秦軍に好意的な態度で接していましたが、南陽の民は秦軍を信頼しているわけではなく、いつ自分達が略奪されたり命を奪われたりするか分からないという極限状態の中、秦軍の対応に合わせているだけだったというのは第810話の内容から感じられました… 南陽の民は平和な日常を破壊した秦軍を恐れ、憎み、恨んでいる… 信はその本音と向き合う為に食事会を開いたのではないかと思いますし、温形達は信の望みに応えるかのように、それを現した… 温形はおそらく、どこかの戦で秦軍に大切な存在を奪われているか、あるいは、秦軍がやってくる前に大切な存在がその恐怖から自殺したりとか、または、温形より先に刃物を取り出した若者を庇う為だったかも知れないですが… そういう風に秦によって大切な存在を奪われているのではないかと思います… 少なくとも秦の侵略によって平和な日常を破壊されているわけですから、それだけで信に刃物を向ける理由にはなっているはず… しかし、温形の行動が南陽の民全体の運命を左右するような事態になろう可能性を考えないような人物だとは思い難く、あの凶行は彼にとっては大きな感情や事情があるものと思われますし、やはり南陽の民の民意の現れだと思いますね… 温形は信に刃物を向けたわけですから間違いだとは言えず、信も何も無かったと誤魔化す事などしないでしょう… 事件はあったものとして、信はこれに真正面から向き合わねばならない… 個人的に、信は嬴政の代わりに南陽の民に嬴政の理想を語って聞かせるのではないかと思っています。 これまで戦場で多くの人間の様々な思想や生き死にを具に見てきた今の信なら、それをしっかりと語る事ができるのではないでしょうか? キングダム811話展開予想考察|嬴政の代わりに中華統一の意味を語る? 信は嬴政とは親友であり、嬴政が中華統一を目指す意味を直接聞いていますよね… 信は嬴政を信じ、その剣になると誓い、これまで命懸けで戦ってきましたし、様々な世界観や思想も学んできた……
キングダム810話公式 「侵略者である信は、民から見ると桓騎と同じだ。」
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム810話公式 |南陽平定のカギは信と飛信隊!? キングダム810話公式 についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 この記事では、ヤングジャンプ41号に掲載されていたキングダム810話の内容に感想をネタバレも含みますが、 以上の項目に沿ってご紹介しております。 キングダム810話公式|やはり六将は長官より上 キングダム810話は、騰の命令通り、龍安の処刑はされないまま龍安は解放されました。剛京は騰が根を上げるまで静観するしかないと言いますが、騰はそうはいかぬと文官同士の会話に割って入り…。此度の朝廷の裁定では、六将の方が地方長官より立場が上だと示されただけで、剛京は長官の任を解かれたわけではないのだから騰の掲げる秦と韓の文化が入り混ざる南陽作りに協力して欲しいと頭を下げ頼むのでした。剛京も初登場の時に感じたようなクズではなさそうで、協力したい気持ちはありそうですが、しかしそれは非常に困難であるというようなことを言います。そして南陽では軍は練兵を行っていて…。 新兵は強制徴兵で連れてこられた者が殆どなので体力づくりから必要な兵が殆ど。しかし、特殊な部族出身の者たちの中には結構な特殊能力がありそうな兵も居るようです。しかし李信は練兵どころではなく、騰に言われた南陽平定のカギは騰将軍の元王騎軍より、信と飛信隊にかかっているよいうような事を言われ頭を悩ませていました。 民からすれば李信将軍は恐怖 そんな中、李信将軍は飛信隊が駐屯している地域の責任者の温形という老人に新しい寝所を用意したと呼び出しを受けます。そして見せられたのがかなり豪華な屋敷群、その中でも李信将軍には1番大きな屋敷を使うようにと温形は言うのでした。しかし信は今まで住んでいた人たちはどうした?と聞き、温形は他に移したが気を遣わずに使って欲しいと言い、信は追いやる形を取りたくないと拒否しますが…。温形もそこは譲りません。我呂が信にいい加減にしろと言い、ここの住人が飛信隊にどれだけ気を遣ってんのかわからないのか?と言い…。自分たちは暴れようが暴れまいが近くに居るだけで桓騎と変わらないくらい怖いんだと核心を突くのでした。信はその言葉にショックを受け、温形の提案を渋々承諾しますがちょっと考えさせてくれと言いまた1人で悩みます。そして南陽の住人と一緒に食事会をすることを決めるのでした。 なぜ長老温形が信を襲う!? 信はおそらくは騰が掲げた秦と韓の文化が入り混ざった理想郷の言葉に習い、秦の食べ物を韓の住人に振る舞い親交も深めるというような方法を思いついたのでしょうが…。韓の人たちはやはりびびりまくりで女性を参加させないとか、でもそれはあからさますぎるとか完全に混乱中。 可了貂もなぜ勝手に決めるのって信を叱責します。信は重い表情で、幹部には全員参加して欲しいが毒を入れられるとか我呂のようにびびってる奴は無理に来なくていいと言い、そして武器は持ち込み禁止だと言うのでした。そして食事会が開始し…。武器を持っていない飛信隊に南陽の住人も少し驚いている様子。素直な子供には飛信隊が怖くないとわかるのか結構、尾平あたりは懐かれています。上座で信の横で食事をしている長老の温形が1番食事が喉を通らないようですね。そんな中、1人の少年がおそらくは家族が秦に殺されたのか刃物を持ち暴れようとしますが、飛信隊の面々も気づかないふりをしていますが…。その少年に罪が及ばないようになのか、なぜか温形がこともあろうか将軍の李信に刃物で襲い掛かり信はこれを察知し取り押さえましたが…。 果たしてこの後、信は起きてしまったこの温形の無礼にどのようにして対応するのでしょうか?非常に見ものです! キングダム810話はここまででしたが、811話が楽しみですね。 この記事でのご紹介は以上になります。最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。 あなたの予想はどうですか?コメントして教えてください。
キングダム810話 公式 | 信が南陽の民の恐怖と怒りに直面!
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム810話 公式!|騰の南陽の理想郷化に信が必要! キングダム810話 公式!についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 この記事ではキングダム第810話の確定速報を考察もまじえてネタバレも含みますが、 以上の項目に沿ってご紹介しております。 キングダム810話 公式!|騰と剛京の対立は継続中 前回、龍安と南陽の民に対する処遇と統治方針の違いから完全に対る形になった騰と剛京でしたが、その問題は隆国が預かる事になりましたが、前回ラストで秦韓の旗が再び並んで立てられた事で示されていたように、第810話では一応は咸陽からの指示あるまでは、これまでの騰の方針が継続されているようです。 龍安が民の前に姿を現し、無事である様子を見て心配していた民衆は涙を流して喜んでいるようですが、剛京は部下達とこのまま行くわけがないというような話をしているようです。 侵略された土地の民が侵略者を恨んでいないわけはなく、恨みは必ず反乱という形で現れる… それは絶対に起こるものだと剛京は確信しているようです。 確かに、少なくとも龍安という名君タイプの領主に恵まれた南陽の人々からすれば秦が侵略して来なければ、それなりには幸せな毎日を送っていただろうと思われますし、幸せな毎日を奪われて、その侵略者が柔和な態度を見せたとしても、何も思わないわけはないですよね… 剛京達の話を聞いていた騰は反乱など起こさせないと剛京に変な真似はしないように圧をかけますが、剛京はやはり考えを変えないようですね… 騰は現状、立場は自分が上である事をアピールしながらも、剛京達の力も必要だからと頭を下げて協力を乞うようですが、やはり剛京は頑なに考えを変えず、二人の対立は継続中という雰囲気みたいです。 剛京の秦に対する忠誠は本物みたいですから咸陽から指示あるまでは変な事はしないと思いますが、南陽の民が変な事をしてしまう可能性はあるわけで、剛京はそういう事が起こったとしたら、やはり態度を変えてくる可能性はあるでしょう… 騰は南陽の理想郷化には文官だけでなく軍の力も必要だという確信があるようですが、それは騰の直感で根拠があるものでもないようです。 おそらく、騰は南陽に入り、何かを肌で感じでいるのではないでしょうか? キングダム810話 公式!|南陽統治には信の力が必要…
キングダム810話公式 | 咸陽が剛京を寄越した理由
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム810話公式 | 咸陽が剛京を寄越した理由 剛京の事をよく知る人間であるならば、南陽をどのように統治するかというくらいは予想も出来るし、その結果、南陽の城主の龍安は断ぜられるのはわかりきっていた事。 咸陽が剛京を寄越した理由 キングダム809話では、どうしても南陽の龍安を処刑しなければいけないという南陽長官剛京と、どうしても処刑は許さないと言う六大将軍の騰でひと悶着ありましたが、咸陽の首脳陣、嬴政や昌平君はわざと特に規律に厳しい高位文官の剛京を南陽に派遣したのでしょうか? 剛京の事をよく知る人間であるならば、南陽をどのように統治するかというくらいは予想も出来るし、その結果、南陽の城主の龍安は断ぜられるのはわかりきっていた事。 という事は、咸陽自体がそれを望んでいて南陽の城主の処刑を認めていると言う事になるかと思うのです。 そこに早馬を出し、裁定を委ねると言うのは、騰大将軍が剛京に咸陽が派遣した長官に異を唱えているという事に対する裁定となると思うので、咸陽首脳陣からすれば騰大将軍は自分たちの政治に異を唱えているとも見えなくはありません。 しかし本当にそうなのでしょうか? キングダム810話での咸陽首脳陣の反応はどのようなものになるのでしょうか? 騰が龍安処刑を止めるのは予想通り 昌平君は丞相であり、軍総司令、なので文官と軍の最高峰の権限を持っている立場なので剛京の事も騰大将軍の事も理解してる人間。 そして剛京を南陽に派遣すれば、おそらくは剛京でなくてもこの時までの戦国のならわしでは、侵略された側の城の元城主は処刑というのは常識であったので龍安の処刑は誰を長官にしてもその流れは免れないという事もわかっていたと思われます。 しかし、それを咸陽首脳陣の指示で、あらかじめ南陽に行っても龍安を処刑するなと言いつけて派遣しなかった理由は、嬴政や昌平君の命令なら剛京は納得してはいないが従わざるを得ないので、職務上そうしているだけとなり、それでもある程度、韓の民には秦国の寛大な措置と伝わるでしょうが、昌平君がそうしなかったのは騰大将軍なら止めてくれると予想していたからではないでしょうか? 嬴政の本心はまさしく騰が剛京に言ったそのままであると思いますし、だから六将にしておきながら、殺しまくる桓騎には自ら出向いてでも厳重注意をしに行ったこともありました。 なので、早馬が着けば嬴政は龍安は処刑するなという裁定を下すと思います。そして昌平君はこうなることをわかっていたのではないでしょうか? 騰と剛京の悶着を李信と羌瘣に見せるため? では、なぜそのような回りくどいことをしたのかという事になりますが、これこそ韓の民だけではなく中華全土に秦の覇業のやりかたを響き渡らせるためだったのではないでしょうか? 勿論、最初から長官に騰が言ったような城主を殺さず、秦法で縛ることはせずに、韓と秦の文化を交流させ新しい国づくりをすることを前提でしようと思えばできたはずですが、韓やこの戦の成り行きを静観している他国にも現場で、城主が1度処刑になったものが覆った方がより印象的ですし、さらに深読みすれば昌平君は後の六将候補である李信や羌瘣に真の六将である王騎と変わらない考えを持つ騰の言葉を聞かせたかったのではないでしょうか?…
キングダム809話 六将の責任
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム809話「六将の責任」 | 戦いが終わった後の地で本来流れなくてよかったはずの血を流さないために反乱の御旗になるような存在は断じておくべきだと主張。あながち間違ったことではないと思えますね。 キングダム809話「六将の責任」 キングダム809話は、南陽城の城主の椅子に剛京が座り、その前に引きずり出されてきた龍安を主要メンバーが取り囲んでいるシーンからでした。 沈黙の中、剛京の前に座らされている龍安。 剛京が沈黙を破り口を開いたと思うと、やはり龍安を斬首の刑に処すと言う内容で、罪は秦国に対する戦争行為であるとの事。攻めこんでおいて相手の国の城主を戦争行為の罪で裁くと言うのも理不尽ですが、昔はこんな理不尽ばかりであったのでしょうね。そもそも戦勝国が敗戦国に理性的に接することなど無いでしょうし、正気の沙汰でしたら、戦など起こしはしないでしょうからね。 しかし、その龍安の処刑に待ったをかける騰大将軍。龍安に対していったい何の罪だと、城を無血開城した龍安は戦争行為などしていないと主張する騰。これに対して剛京は、韓の王都新鄭に兵と食糧を送った事が戦争支援に該当してその罪により裁かれると言います。剛京は808話の初見で感じたほどの傲慢なアホ文官でもなく案外理性的でまともな文官のように思えますね。 それでも騰はその二点が処刑になるほどの行為とも思えないし不当に殺すなと剛京に言います。録鳴未も騰の言動にどうした?とこの場に居る騰以外の人はほぼ全員剛京の正論に同意しているようで、この時代はまだこの剛京のいう事が当たり前のことだったのだろうと思われます。 剛京は軍が討ち破った敵国の領土を治める文官は、侵略された恨みを抱えている民たちの反乱の拠り所になる元の統治者はその後の反乱を起こされて流す血を無くすためにも処刑しておかなければならないと。 戦いが終わった後の地で本来流れなくてよかったはずの血を流さないために反乱の御旗になるような存在は断じておくべきだと主張。あながち間違ったことではないと思えますね。 そして剛京のその言葉に渦中の龍安すら、自分をかばう騰を諫め、自分には覚悟はできていて元からこうなることはわかっていたと。自分の首一つで民が守られるなら喜んで首を差し出すと言います。 その言葉ですべてが治まりそうな空気になりますがそれでも騰はさらに待ったをかけるのでした。そして騰は龍安の斬首にしようとする者はこの場でこの騰が首をはねると腰のものに手をかけようとします。これには騰の側近である録鳴未や隆国も止めに入りますが、騰は正気だと言い止まりません。 騰はこれは脅しではないと言い、龍安はいかに六将といえど、南陽長官の自分を斬れば後に斬首となるぞと言いますが騰はそれでも龍安は殺させぬと決意は変わりません。 剛京はなぜそこまでして龍安を救おうとすると不思議がり騰に純粋に質問を投げかけます。騰はそれに対して、龍安ではなく南陽が特別だからだと即答。 南陽が特別な理由は、秦はこの後、韓王都の新鄭の攻略に入るが、韓の民全体が秦の南陽での動向を見ていると、そこで民から信頼の厚い城主を公開処刑などしたうえで、なじみのない秦法で厳しく民を縛り付ければ新鄭の民はどう感じるか?と言うと緑鳴未が徹底抗戦の士気がより高まるだろうなと答えます。 剛京もならば南陽をそのままにさせておくのか?と逆に質問しますが、騰はそうは言っていないと、それでは城を取った意味がないと言い、しかし中華統一を目指すうえで、今後は落とした城の治め方も新しいものに変えていかねばならないと言い、南陽を秦と韓の人と文化が入り交じった理想郷に作り変えていくのだと主張。 そしてそれが叶えば韓の反発も緩やかになっていくだけではなく、今後の中華統一へ向けての試金石となるのだと言うのでした。剛京はこれまでのルールの中で言えば完全に正論を言っていますが、戦で落ちた城の直後をいつも見てきた現場を1番長く知る六将である騰だからこそ行きついた考えであるのでしょうね。今後は今まで通りただただ力で押さえつけ屈服させていくだけではうまく事は運ばないことは騰が肌身で感じていたのでしょう。 騰はさらに続け、六大将軍とは昭王が作った制度で戦争の自由が与えられていたが、今の六将には戦争の責任も付随すると騰は言い、その言葉に六将を目指す信も反応します。 そしてその戦争の責任は中華統一を目指すのならば、中華全土の民の生き方の責任であると騰は続けました。録鳴未はそんな事は、王や丞相が考えるものだろうと言いますが、可了貂は、なぜ蒙武でなく騰に韓攻略を任せたのかがわかったと心の中で呟き、六将騰にはこういう視点があることを昌平君は知っていたんだと納得するのでした。…
キングダム809話公式!騰が六大将軍の名に懸けて龍安を守る!
「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『Yokanku.com』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 前話では無血開城した南陽城に秦軍総大将の騰が入城し、圧政を敷かない様に細心の配慮をする騰。 韓の民を落ち着かせるために、城壁に韓と秦の旗を並べて掲げたり、城内を見て回る際には民からも慕われている城主の龍安を連れて回るほど。 そんな配慮を怠らない騰の前に咸陽から、南陽の長官を任命された剛京(ごうけい)が入城するや両国の旗が並んでいることに嫌悪感を抱き、民衆を前に今後は秦の法治国家モデルにより、監視を行い必要とあらば処分(斬首)することを伝え、騰の配慮により侵略されても安堵していた民を一気に不安にさせる始末。 そんな剛京に珍しく怒りの表情を見せた騰が何を思い、どのような対応に出るのか? そんな続きが気になるキングダムの最新話となる809話をネタバレ含めて最新話確定速報をお伝えしていきたいと思います。 尚、この記事は以下の内容を引用し作成しております。 キングダム809話ネタバレ確定後考察! 809話の概要としては、咸陽から送られてきた南陽長官となる剛京が城主の龍安に斬首を言い渡すものの、剛京の采配に不服の騰が異議申し立てを行い、騰の考える中華統一とその一歩となる今回の南陽統治への意見と、過去の前例にならい責務を全うしようとする剛京の意見がぶつかり合う議論がメインとなります。 また二人の議論と今後の対応方針案を打ち出す隆国もみどころではないでしょうか。 それでは1つ1つ確定速報としてお伝えしたいと思います。 城主の座に座る剛京 咸陽から南陽城の長官として派遣された剛京が元城主の龍安を眼下に座らせ、その横に騰や信、羌瘣に録嗚未達をたたせています。 前回は早々に龍安の首を取れと息巻いていただけに、のっけから話が気になってしまう展開です。 それにしても剛京の面構えといい、ついて早々に民を脅す姑息な姿勢に小者感があふれまくっている気がしているのは私だけでしょうか。 何故、昌平君や昌文君はたまた李斯はこの小者感あふれる剛京を長官として任命したんでしょう。 それに対して龍安は落ち着いた表情を見せているというか、首を取られる覚悟でいる表情が見て取れます。 龍安に対して斬首を通達する剛京 咸陽から南陽城の長官として派遣された剛京が元城主の龍安を眼下に座らせ、その横に騰や信、羌瘣に録嗚未達をたたせています。 前回は早々に龍安の首を取れと息巻いていただけに、のっけから話が気になってしまう展開です。 それにしても剛京の面構えといい、ついて早々に民を脅す姑息な姿勢に小者感があふれまくっている気がしているのは私だけでしょうか。…
キングダム810話予想 どう見てもヌルゲーの韓攻略戦、韓軍はやがて孤立する
だいだい予想していた通り、南陽を新鄭向けて、新統治のショウケースとして活用するつもりの騰。 三度、韓の旗も掲げられることとになり、恐らく龍安さんの見も、安堵を得た事でしょう。 流石に剛京さんも納得の上で、秦国による南陽統治がスタートすることになると思うのですが、問題はココからですね。 具体的にどうやって南陽を理想郷とやらに変えていくかです。 しかも、新鄭攻略までの一年とチョットの期間の間に。 コレに関して言えば、咸陽の大本営も、単に六大将軍と地方長官のどっちが上だとか、聞かれた事だけに答えるじゃ無しに、騰が意図するトコロの、新鄭攻略、ひいては、“新しい統治の試金石”と云う部分に関して大いにバックアップしてやれよといいたいのですが…、 コレ、最早、騰と剛京さんらの現場に丸投げで済む規模の話しじゃなくて、李斯やら嬴政らと、新都市計画についてしっかり煮詰めてから、戦争計画しろよってレベルの話のように思えます。。 ただし、騰にしても剛京さんにしても、南陽に何にもとっかかりが無いわけでも無いような気がしてきました。。 理由は、韓が南陽の住民を保護せず、丸っぽ丸のまま、言葉とおり見捨てて南陽を撤退したからです。 王都を守るから、それは仕方が無いことであるとの、韓王、張宰相らの判断ですが、寧公主などは、『住民はどうなるの?』との声を上げていたことが分かります。 なので、この点、南陽の住民たち、、。 確かに心配されるどころか、逆に、『秦国に統治してもらったほうが、遥かに待遇イイッスよ?』と、住民満足度向上キャンペーンを張られ…、 『つーか、自分ら韓からは見捨てられたワケで、猶更、韓に気使う必要無いわけですし。』とまで、韓の求心力を削ぐトコロまでこぎつけたら、騰も目的も達成できるわけですよね。 うーん?呂不韋が健在であれば、そんなん余裕であったのに。 とは言え、これまで城主を張っていた、龍安さんに、統治上の大きな落度は、なさそうな状況なので、騰や剛京さんが何をより良く南陽を変えていくのかは、やはり難しいトコロ。 この点、何がヒントになるのか、予想を進めて行く上で考えていきたいと思います。 ではでは、今週もキングダム予想を進めて参りましょう。 キングダムあらすじ – 目的とその効果 よくよく考えたら、騰の目的に関して言えば、秦韓双方の損耗を抑えた上で、あくまでも軍として新鄭を攻め落とす事であるには変わりが無いわけです。…
キングダムネタバレ第809話 六将の責任 考察 騰将軍、それ嬴政本人に言ってやってください。
騰と隆国はコレ多分。。 最初から仕込んでいた芝居じゃないですかね?? そしてから、ゴメン剛京さん。。 今回の話をみて、俺は少しアンタを見直したよ。 登場シーンが雑だったから、威張り散らしているだけの小物かと思いきや、録嗚未が言っている通り、言っている事は割と普通のように思えてきましたわ。 ぶっちゃけ言いうと、騰の方も今回の戦争に勝つうえで、龍安を助けたほうが得策だといっているだけで、オカシナこと何もいっとらん。 しかし、剛京の言うとるように、秦軍が韓に侵略してきておいて、秦と韓の文化が和合した理想郷を作るとか、別段、それは将軍である騰が切り盛りするような話では無いことも確かであって、龍安の安否について話を別にするとしても、これから先の南陽の在り方や方針を決定付ける上で、それほど決定的な説得力を持った話では無いこともよく分かります。。 しかも、理想郷に作り替えるとか言ったところで、新鄭攻略の期限について、二年もない期間でどうすんだ?って話しでしょう。 本編では、録嗚未や剛京の立場から、騰の責任能力の立場から鑑みて、『それ、どうすんだ?』という感じで、見事に打ち返されてる様子がよく分かります。 しかし―、 これは言い換えてみると…、 更に今回の本編公判で、隆国が言及している六将と長官の権限重複の問題の通り、本来、韓を征服するにあたり、嬴政と昌平君が、“そこ”を含めて準備しておくべきだった事柄を、彼らが余りに不作為であったために、騰が考えてやらねばならない羽目になってしまった話の様に見て取れます。 河了貂曰く―、 『なるほど、先生(昌平君)は知っていたんだ。騰がこういう視点をもっているという事を。』 いやいやいやいや? 中華統一のための占領方針について、昌平君自身が騰にそこまで期待するほど、彼の視点を大切にしているなら、ソコは騰に中途半端な丸投げにすべきじゃないでしょ昌平君先生? 隆国が問題提起するまでも無しに、最初から、騰にキチンと行政長官としての権限まで持たせてやれば良かっただけなのではないか?? 剛京というピエロを作り出す必要って果たして在ったのか??という疑問の方が大きくなってきてしまいます。。 というか?? 今回の話、録嗚未が言うように、『それって王や丞相が考えることやろ。』という言葉のとおり、騰のこれからの新鄭攻略の考え方が問われているとか、龍安の処遇について何が正しいのかとか以前の話として、『嬴政と昌平君の単なる準備不足でした。』ってダケの事じゃないでしょうか?? しかも―、…
キングダム809話予想 マネジメントの失敗、剛京は昌平君と李斯の人選ミス。
剛京さん『今日より、ココ南陽を治める剛京である。秦は厳格な法治国家であり、今から南陽の民にも同様に秦法に従ってもらうッ!』などと、到着してイキナリ飛ばしていますが、そもそもキングダム世界の秦が厳格な法治国家であった時期など、そもそも在ったのでしょうか?? 殆ど、嬴政と昌平君の思い付きでドタバタ行動しているようにしか見えませんし、むしろ、そんなんだからこそ宜安と番吾で負けたんじゃないのかと思いますし…、 文官であるお前(剛京)だって、嬴政&昌平君の思い付きの政策執行で振り回されるがまま、つい最近まで戸籍作りやらされとったような人間じゃないかと、若干、笑えてくる思いが致します。 まあ、でもこの剛京さん。 一見、嫌な奴のようにも見えて、まだ登場して数コマしか顔をだしていないのですが、ここ最近のキングダムにおける秦国、秦軍の状況を鑑みると、騰のお株を上げるために、なかなか良い立ち回りを見せてくれるかもしれません。 剛京さん、、めっちゃクチャ死にそうなヤツの顔つきなのですが、別に武将と違って、そもそも戦場で戦うわけでも何でも無いですからね。。 むしろまァ、今回の戦の主人公である騰の方がココを如何に取り仕切るかの方が全然期待感が膨らみます。 何となくですが、、、、剛京さん、、。 文官のクセに、イキって怒鳴り声を上げた相手が録嗚未だった。 そして、ボコられまくって痛みのあまりガンギマリになる等が穏当なオチではないでしょうか。。 ではでは、次回のキングダム予想を進めて参ります。 キングダムあらすじ – 大将軍と長官の物語 到着するなり、イキナリと、、。 南陽の状況も見極めずに、自分勝手なノリで、南陽の住民たちに服従をせまる剛京さん。 いかにも、『ダメだコイツ。。』という視線を送りつける騰なのですが、新鄭の攻略の鍵は、南陽が握っていると考えている騰ですから、コレは当然黙って見ている訳にはいきません。。 次回は、騰と剛京の、南陽支配に関する主導権争い、攻防が発生するでしょう。。 まあ、主導権争いだの、攻防と言ったところで、騰か一発殴れば済む話のような気がしますし、事実、そうして欲しいと考えている読者さんも多いんじゃないでしょうか?? というか剛京さんの態度を見ている限り、いままで各地で進んで来た、秦軍の占領後統治って、とうやっていたのか、いささか心配になります。 それこそ、有名な山陽や鄴は李斯が直接乗り込んで指揮していましたが、他の地域や占有した城郭だと、そうはいかんでしょうし、城を攻めた将軍とその戦い方によって、後の長官が入城の仕方も、統治の引き継ぎ形態も、普通に考えて状況に応じたものとして、慎重な対応が必要なモノばかりになって当然だと思うんですよ。。…
キングダム810話以降の考察|昌平君の理解はどこまで及んでいる?
キングダム810話以降考察|騰と剛京の悶着は読み通りか? キングダム810話以降考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 この記事では、キングダム809話の内容を受け、810話以降の考察を、 以上の項目に沿ってご紹介しております。 キングダム810話以降考察|咸陽が剛京を寄越した理由 キングダム809話では、どうしても南陽の龍安を処刑しなければいけないという南陽長官剛京と、どうしても処刑は許さないと言う六大将軍の騰でひと悶着ありましたが、咸陽の首脳陣、嬴政や昌平君はわざと特に規律に厳しい高位文官の剛京を南陽に派遣したのでしょうか? 剛京の事をよく知る人間であるならば、南陽をどのように統治するかというくらいは予想も出来るし、その結果、南陽の城主の龍安は断ぜられるのはわかりきっていた事。 という事は、咸陽自体がそれを望んでいて南陽の城主の処刑を認めていると言う事になるかと思うのです。 そこに早馬を出し、裁定を委ねると言うのは、騰大将軍が剛京に咸陽が派遣した長官に異を唱えているという事に対する裁定となると思うので、咸陽首脳陣からすれば騰大将軍は自分たちの政治に異を唱えているとも見えなくはありません。 しかし本当にそうなのでしょうか? キングダム810話での咸陽首脳陣の反応はどのようなものになるのでしょうか? キングダム810話以降考察|騰が龍安処刑を止めるのは予想通り 昌平君は丞相であり、軍総司令、なので文官と軍の最高峰の権限を持っている立場なので剛京の事も騰大将軍の事も理解してる人間。 そして剛京を南陽に派遣すれば、おそらくは剛京でなくてもこの時までの戦国のならわしでは、侵略された側の城の元城主は処刑というのは常識であったので龍安の処刑は誰を長官にしてもその流れは免れないという事もわかっていたと思われます。 しかし、それを咸陽首脳陣の指示で、あらかじめ南陽に行っても龍安を処刑するなと言いつけて派遣しなかった理由は、嬴政や昌平君の命令なら剛京は納得してはいないが従わざるを得ないので、職務上そうしているだけとなり、それでもある程度、韓の民には秦国の寛大な措置と伝わるでしょうが、昌平君がそうしなかったのは騰大将軍なら止めてくれると予想していたからではないでしょうか? 嬴政の本心はまさしく騰が剛京に言ったそのままであると思いますし、だから六将にしておきながら、殺しまくる桓騎には自ら出向いてでも厳重注意をしに行ったこともありました。 なので、早馬が着けば嬴政は龍安は処刑するなという裁定を下すと思います。そして昌平君はこうなることをわかっていたのではないでしょうか? キングダム810話以降考察|騰と剛京の悶着を李信と羌瘣に見せるため? では、なぜそのような回りくどいことをしたのかという事になりますが、これこそ韓の民だけではなく中華全土に秦の覇業のやりかたを響き渡らせるためだったのではないでしょうか? 勿論、最初から長官に騰が言ったような城主を殺さず、秦法で縛ることはせずに、韓と秦の文化を交流させ新しい国づくりをすることを前提でしようと思えばできたはずですが、韓やこの戦の成り行きを静観している他国にも現場で、城主が1度処刑になったものが覆った方がより印象的ですし、さらに深読みすれば昌平君は後の六将候補である李信や羌瘣に真の六将である王騎と変わらない考えを持つ騰の言葉を聞かせたかったのではないでしょうか? その2つの大きな目的から、あえてこの悶着を引き起こすのを前提で剛京には何も伝えずに騰が処刑に割って入るのを見越して事を進めた。…