Yokanku, Author at Yokanku - Page 4 of 8

Posts by: Yokanku

キングダム811話考察|新生飛信隊が新鄭制圧のカギ!?

YokankuSep 27, 2024

「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『 Yokanku.com または ( ヨカンク) 』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム811話考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 南陽攻略前は烏合の衆 キングダム811話ラストのシーンでは、可了貂が飛信隊の新しい軍編成を発表するからと百人将今から名前をあげる者は集まってと言っていました。 この事から、この南陽での練兵が新しい百人将を指名できるくらい実のあるものであったと思われ、正直、これまでのただ徴兵されただけの兵の六万の飛信隊のままであれば、南陽での練兵無しに戦っていれば相手の強弱問わずに相当の犠牲者が出ていたかと思われます。 南陽攻略前の飛信隊は兵士数こそ六万と膨れ上がってはいたものの、戦経験の無い素人が半数以上…。 中には、811話のラストで登場した特殊な部族の者やもともと戦闘慣れしているものもいますが、こういった逸材は極稀でしょうし、こういう稀な逸材をそれこそ、練兵も編成もする暇もなく南陽での戦いに突入していたら失っていた可能性もあります。 だからこそ、この南陽の無血開城は本当に秦軍にとって大きな出来ごとであったのではないでしょうか? 何故なら、本来南陽で死ぬ可能性のあった兵士が死ななかっただけでなく、たとえここで生き残っても南陽での練兵がなければ次の新鄭で死んでしまっていた可能性のあるものまで練兵と的確な編成によりその将来起こりえる死を回避できた可能性が確実に高まったと思われるからです。 南陽無血開城が新生飛信隊を生んだ!? だからこそ南陽の無血開城が新生飛信隊をさらに良い形で生んだと言えるのではないでしょうか? 飛信隊は特に兵の出自など関係なくただただ実力能力主義の隊なので純粋に強ければ特殊能力に秀でていれば活躍の場を与えられ出世も見込めるやる気のある兵からすれば本当にやりがいのある隊でしょう。 士族や下僕、古参や新参なども関係なく一律で能力序列の隊なので、だからこそこういったどこからでも集めてくる寄せ集めのような徴兵方法は飛信隊にはすごく向いていて有難い増兵方法であったと思われます。 実際前回の増兵で見いだされた干斗や弓矢兄弟はすでに飛信隊にしっかり馴染み今や優秀な兵となっていますし、隊長からして下僕の出身ですし、副長の羌出身の決して出自が良いとは言えない羌瘣などは飛信隊で名を馳せ今や将軍です。 飛信隊のトップ信、そして羌瘣に疎水、淵さんで士族なのは疎水くらいでしょう。こういう隊だからこそ、今回の寄せ集めのような徴兵方法を一番活かせるでしょうし、だからこそ準備不足の戦いで将来有望な者を死なせずにすんだことは本当に大きいと思われますよね。 淵五千人隊と疎水五千人隊が大幅に戦力アップか? 今回の練兵で、可了貂が有望な新人も見出したみたいですし、新たな編成で淵五千人隊と疎水五千人隊に大幅に有望新人が組み込まれるのではないでしょうか?古参の者たちは大半が飛信隊本体に残りそうですし、戦場での羌瘣の代わりの信の側近約的存在は我呂が務めそうな気がします。 810話で出てきた背が全員以上に大きい邪毛族と戦闘慣れしている凡冥は首領を百人将にして、淵さんの隊に組み込まれそうな気がします。 その流れで干斗ももしかしたら淵五千人隊の配属になるのではないでしょうか?俔馬族も同じく首領を百人将として疎水五千人隊に具見込まれるのではないでしょうか? なんの手柄もあげていない3名ですが、今回の遠征での南陽攻略は戦ってこそいませんが勝ちは勝ちでその手柄での昇格とするのならまあ百人将くらいならありではないでしょうか?…

終末のワルキューレ96話ネタバレ考察|スサノオ、極限に到達!

YokankuSep 27, 2024

終末のワルキューレ96話ネタバレ考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 天然理心流の理想の境地 沖田の連撃・鳶飛戻天が止まない中、それを眺める近藤の目から涙が溢れる… 『鳶飛戻天…』 涙を流しながら、そう呟いた近藤は沖田の連撃の『意味』を理解した様です。 新撰組メンバーにはその言葉の意味が理解できないようですが、近藤はその意味を語り聞かせます。 鳶飛びて天に戻る… その言葉は万物が自然の本性に従って自由奔放に楽しむ様を表すようですが、それは近藤の養父である三代目宗家・近藤周助が天然理心流の極意と定めて免許の落款に使っていた漢詩だと言う事みたいです。 まさに天然理心流という名の流派に相応しい極意だと感じますが、これを極意と定めたという事は近藤周助は人間はそうあるべきだと考えたからなんでしょうね… また、自由奔放だからこそ、不可能を不可能と断ぜずに、進化する事ができるというものであり、少なくとも天然理心流を学ぶ門弟にはその様なメンタルを築いて欲しいという願いの現れだとも思います… 近藤は沖田の闘いを見ていて、彼が誠の武士として成長した姿に喜び、また、今は天然理心流の極意を極め、誰も辿り着けなかった境地に至った事を喜ぶ… 近藤は沖田の保護者であり、先生でもあるわけですから、その喜びは筆舌に尽くしがたいでしょうね… 沖田がその落款から極意の意味を理解して鳶飛戻天を夢想したのかはわからないですが、沖田は殺人マシーンの様だった自分が、そうではない何者かになる為の指針として近藤の元で天然理心流を学んだというのは間違いない事でしょうから、その極意である鳶飛戻天という四文字の言葉を身体と魂で理解し、それを体現する技として鳶飛戻天を編み出したのではないでしょうか? 沖田の鳶飛戻天は全く止む事なくスサノオに豪雨の様に繰り出され続けていて、スサノオは呼吸すらままならないというような状態に追い込まれているようですが、その状態に追い込んでいる沖田は動きだけでなく、スタミナも人間を遥かに超越している様ですね… おそらく、繰り出した技の反動を利用するみたいな形で省エネはしているのでしょうが、受ける側よりもスピードもスタミナも上回っていたら、結果はやはり勝利という事になってきますよね… しかし、スサノオは追い込まれながらも歯を剥き出して笑い、沖田の一瞬の隙を見つけたのか、反撃に転じますが、スサノオが斬ったのは沖田の残像! 沖田はスサノオの側面に回り込んで、トドメの一撃だろうと思われる大技の溜めに入る! 恐ろしい事に、沖田の呼吸は全く乱れていない…! 鬼爪三段突 沖田は最後の大技の前にスサノオに対して、あなたが自分を今の境地にまで至らせてくれたと謝意を述べます。 その謝意には一切の他意は無く、本当にそう思って言っているのでしょう……

終末のワルキューレ95話考察 | 沖田総司の最終局面!

YokankuSep 27, 2024

終末のワルキューレ95話考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 剣の刻・スカルモルド 己の内に潜む鬼子と融合を果たして誠の武士として改めてスサノオに挑む形になった沖田ですが… その全身から放たれる青い剣圧は非常に美しいようで、人類側観客席にいるミケランジェロや葛飾北斎はその美しさに感動し、興奮しているようです。 まるで命そのものが燃えているような青…! これはこれについての個人的なイメージなんですが、赤い炎は血肉が燃えているイメージで、命すなわち魂が燃えるとしたら青い炎だというような感じはするんですよね… エヴァンゲリオンでも魂は青い炎みたいに表現されていましたが、あれは非常にしっくりきていたので、実際、魂が燃えたなら青色の炎だったりするのかなと思いました。 また、沖田はついに自分の相棒であるワルキューレのスカルモルドに自分のわがままに付き合ってくれてありがとうと感謝の言葉をおくります。 ヒルデ曰く、鬼子と一体となり強大になった今の沖田総司は本来なら、その力に肉体が耐えきれずに壊れているはずだが、スカルモルドの能力によって現在、過去、未来、己の全ての時間を今この瞬間に懸けて、力に耐えられる剣士としての完全なる肉体を得ているようです。 スカルモルドもその能力を使うのに、かなりの体力を消耗し続けているようですが、沖田と同じく今この刻のみの事しか考えていないというような状況かと思います。 まさに『一蓮托生』の状態かと思いますが、これがスサノオに通用するのかどうかはやってみないとわからない…! ちなみにスカルモルドという名に宿りし力を『剣の刻』と呼ぶ様ですが、剣と剣の闘いはどれだけ長引こうが、相手に戦闘不能の致命傷を与えるのは一瞬の出来事ですから、この剣の刻という言葉には現在、過去、未来を含めて全てはその刻、一瞬であり、また、全ての時間は一瞬の積み重ねであるというような意味があったりするのかも知れないですね… 全ての時間を、今この刻に懸けた沖田総司とスカルモルドの技はスサノオに通用するのでしょうか!? 沖田、人類超越! スカルモルドと共にスサノオを真っ直ぐに見据え、『往きますよ』と宣言し、スサノオの視界からその姿を消す沖田! 沖田は真正面からまっすぐにスサノオに突進しているだけみたいですが、あまりに速すぎてスサノオの目には消えたように映ったというところだと思うのですが、これまで散々沖田のスピードに翻弄されながらも対応してきたスサノオはそのスピードに目が慣れてきているはず… それでも一瞬見失ってしまうという事は、そのスピードが数段上がっているというのがわかりますよね… しかし、やはりスサノオは簡単には斬られてくれず、沖田の鬼爪突を神羅八百万によって防ぎ、そのまま沖田を斬り上げようとしますが、沖田は残像を残しながら凄まじいスピードでスサノオの後方に回り込み、空中から『飛龍』という技でスサノオに斬りかかる! スサノオは振り返りざまに、それもまた弾いて返します! しかし、沖田は更にスサノオの正面に回り込み、今度は下段からの斬り上げ技である『斜龍』でスサノオを攻撃! それもまた防いでみせるスサノオですが、沖田の動きは最早瞬間移動並みの速さであり、スサノオは反射神経で凌いでいるだけで沖田の姿はほとんど見えていないのではないかと思います。…

終末のワルキューレ94話感想考察|沖田総司武士道に開眼!

YokankuSep 27, 2024

終末のワルキューレ94話感想考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 本物の武士 天魔返・八雲の直撃によりズタズタにされてしまった沖田… おそらく、普通の人間なら二度と立ち上がれないような致命傷になっているかと思いますが、それを証明するかのように、沖田は走馬灯を見ているようですね… まだ子供だった頃… 沖田は近藤の天然理心流道場にいたわけですが、やはり少年時代からその強さは群を抜いていたようですが、その有り余る闘争本能を全く制御できていなかったようです。 その日は近藤に連れられて出稽古に出ていた様ですが、出稽古先の門下生を滅茶苦茶にしてしまった事により、近藤に申し訳ない気持ちでいっぱいな様子… 鬼子が発動すると、完全に自制できなくなり、気づいた時には相手に大怪我をさせてしまっている… 沖田の師匠に当たる近藤は無論、出稽古先の道場主からこっぴどく叱られるわけですが、沖田は近藤に迷惑をかけてしまう事に謝る事しかできない自分が情けなくて仕方ないみたいです。 また、そういう事件を度々起こしてしまっているようですが、近藤はお前を引き取るときにお前の鬼子も含めて全部引き受けると自分が決めたのだから、何も気にしなくていいと沖田に笑顔を見せる… 沖田はその言葉と笑顔に救われていたようですが、やはり自分は人殺しであり、近藤のような立派な武士にはなれないという… 武士は強ければいいと思っていないだけ、沖田は武士の精神を持っているように思いますが、それを体現できない、自制できないという心の弱さを嘆いているようにも感じられますが… 近藤は沖田に武士の武とは何かわかるかと尋ねますが、沖田は敵を殺す力だと答える… しかし、近藤のリアクションを見て、すぐにそれが正解でない事を悟りますが、それに正解などはないでしょう… 近藤は沖田に自分は常々思っている事があると言い、それは己が信念に命を懸け、最期は笑っている事ができる者が武士だと思っていると教える… 今はわからなくても、いつか必ずわかる時が来ると… 沖田はその時に近藤に自分も近藤がいう本物の武士になると約束したようです。 人間が死の間際に走馬灯を見るのは過去の記憶から死を回避する術を見つける為だとか言われていますが、沖田の場合は、この約束が間近に迫る死を乗り越える術となったのかも… 今、沖田はスサノオの前で全身ズタズタの状態で自分から流れ出た血の海に倒れており、スサノオも勝利を確信しているようですが、近藤はまだ沖田が立ち上がってくるという予感いや確信があったのか沖田の名を叫ぶ! それに応えるように、沖田は立ち上がり、まだ近藤との約束を果たせていない… また、今度こそすべてを出し切るまで自分はまだ散れないとスサノオに闘志を剥き出しにする!…

キングダム812話考察|飛信隊新編成と信の嬴政の剣としての役割

YokankuSep 26, 2024

「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『 Yokanku.com または ( ヨカンク) 』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム812話考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 信が中華の未来の理想を語った事について 信は南陽の民を知り親睦を深める為に食事会を開いたわけですが、そこで起こってしまった温形の凶行… かつて娘と孫を秦兵によって筆舌に尽くし難い無惨な形で奪われた温形の感情…怨恨は当然の感情であり、それはいくら時間が経過しようが晴らされるものではないでしょう… また、その怨恨の向く先である秦に侵略を受けたわけですから、温形が周りの事まで考えずに行動したのもよく分かる… 信はそんな温形の心情を全て理解した上で、温形に対して、自分が解釈している嬴政が理想とする未来の中華について語り、温形に未来を見ろと諭したわけですよね… 温形の様な老人は、未来よりも過去の怨恨に固執してしまいがちだと思えますが、信は温形の娘と孫もそれを望んでいるはずだと付け加えて温形を怨恨の呪縛から解放した… 今の秦国に信以外にこんな事が言える将軍がいるのでしょうか? また、おそらく温形を含む南陽の民は信という侵略者の将軍の言動には衝撃を受けたものと思います。 南陽の民はおそらくまだ秦国に心を開いたわけではないと思いますが、信には心を開き、また信に影響を与えて、それを言わせているだろう嬴政にも興味が出てきているのではないでしょうか? 信は韓非子との対話でもそうでしたが、これまでの経験と成長で感覚的で言語化しづらかった自分の想いを言語化できるようになってきているのだと感じますが、それは一軍の将としては非常に大きな事だと思います。 指揮する人数が増えれば増えるほどに、将の言動は軍の士気に影響するものであり、また、今回のように平定した土地の民とコミュニケーションを取るにも重要な能力… おそらく騰は自分の目に狂いは無かったと感じているのではないかと思いますね! 騰は今回の戦、王賁でなく蒙恬でなく、信と組まされた意味も理解しているのではないでしょうか? 騰の信に対する真意は?…

ワンピース1127話ネタバレ考察 | 太陽神とは!ビッグステイン城と世界樹ユグドラシルとは!エルバフとの関係は?

YokankuSep 26, 2024

「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『 Yokanku.com または ( ヨカンク) 』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 ワンピース1127話ネタバレ考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 世界樹ユグドラシル、謎の巨人の国に存在する太陽神の存在!?ニカとも関係が? とある謎の巨人族のような国、そんな子の場所では、世界樹(ユグドラシル)と呼ばれる巨大な期のそばで火事が起こっています。巨人と思われる人々は、「太陽神」様に報告しなきゃと慌てだします。そしてその世界樹は燃えたらこの国が終わってしまうというほどの存在のようで、かなり重要な期であることがわかります。木がなくなると国が終わるとはどういうことなのか、例えば食べ物・水源・木材など自然資源として重要なものなのでしょうか? 巨人族には資材や飲食が膨大にかかると思われるので、そのような重要な存在なのかもしれませんね。 そして太陽神様に報告を急いでおり、実際に何かそのような存在がいるのだろうと館g萎えられます、ただ太陽神はニカであり、エルバフでは太陽神を信仰していたことから、それが実在しているというのは何かおかしいですね。 ではこの太陽神の存在する国とは何なのか? 一つの可能性としては「過去のエルバフ」ではないかと考えられます。 過去であれば太陽神が存在していたというのも考えることができ、今まで明らかになっているエルバフの情報と異なっているというのもつじつまが合います。 今後ニカが実際に出てくる展開もあるかもしれませんね! もちろんエルバフとは異なる巨人の国という可能性もあり、とても謎が深まる展開でした。 そしてそこでは蜜蜂兵が空からボロボロになって降ってきます、おそらくこれはこの国の兵隊であり、戦力もある程度高いのでしょう。そして「耳神様」が倒れた音かもしれないと話す巨人族の会話から、この国には神が複数存在するかもしれないですね。 しかし一人は巨大ウサギといってることから、恐怖の対象として神として崇拝あるいは恐れていたのかもしれません。この巨人族たちはおそらく戦闘力はあまり高くないのかもしれません。 ナミの冒険ビッグステイン城の謎の生物たち 一方謎の建物の中に目覚めるといたナミは、謎の巨大生物に襲われていました。ゼウスとともに蜜蜂兵を倒したりしながら逃げ回ります。 その建物は明らかに巨大であり、ナミにとっては床の模様でさえつまずいてしまうほどでした。…

キングダム811話考察感想|李信は嬴政の代理人なのか?

YokankuSep 26, 2024

「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『 Yokanku.com または ( ヨカンク) 』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム811話考察感想についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 信は温形の思いを100%受け入れる! キングダム811話は信を刺そうとした温形を信が受け止めたシーンからでした。 当たり前ですが、場は大騒ぎ!飛信隊の面々は大将である将軍を狙われたのだから、まあ当たり前ではありますが…。 しかし、信は冷静で、怒る田永にも黙ってろとモノを言わせません。 信は温形に自分を狙った理由を聞くと、温形は娘と孫を秦兵に犯されそのあと腹を裂かれて殺されていたのです。しかも孫は当時まだ12歳…。鬼畜が過ぎる所業ですが、周囲の民が言うにはそれはもう二十年前の事だそうで…。 田永はそれには同情はするが、やったのは飛信隊じゃねーだろと刃物を捨てるよう言いますが、信はそれすら捨てずに良いと言います。そして温形は何も間違っていないと…。痛みが消えるのは人それぞれで、一年か十年か…、このじーさんには二十年前の事がまるで昨日のことのように感じているのだと…。 こんな事をすれば、他の住人まで巻き込んでしまうのですが、だから我慢しろというのも横暴で、それができる人間もいればまだそんな事まで考えられない人間もいると信は温形の行動に100%理解を示します。我呂は信に甘いと言い、今回刺されたのが尾平なら殺されていたかもしれずに戦場じゃないところで尾平が殺されていれば村で待つ東美になんて言うんだと咎めますが、それはそうならないよう気をつけるしかないと信は意見を曲げません。 そして信は最後に秦王の考えとして、秦王は別に力で制圧して支配をしたいわけじゃなく、このじーさんみたいな悲劇が起きない世界を作りたいんだ。秦人、韓人ではなく、秦出身の信、韓出身の○○のように交ざり合いいつか痛みも喜びも共有できる世界を作りたいんだと語るのでした。 南陽の住人と飛信隊の距離が近づく そして信は最後に、温形から刃を取り上げることはせず…。 痛みが消えて前に進めるようになるまで何度でも刺しに来いとまで言うのでした。 さらに温形にお前はずっと二十年前のその場所に居るのだろうが、娘と孫はもうとっくにお前の傍にいると…。頑張って前に進めと応援しているよと言い、その言葉に温形は刃物を捨て号泣するのでした。 これで食事会はお開きになりましたが、李信将軍は他の秦国のどの将軍にも持っていないものを持っていてそれをいよいよ発揮し始めましたね。これが正しいか正しくないかとかではなく、漢の器としてみた時にはもうすでに大将軍の器だと感じてしまいました。 飛信隊で1番ものごとをフラットに見れそうな羌礼もたまに隊長はかっこいいというその言葉にすべて集約されていたような信の大岡裁きでしたね。そして私の予想とは反し、この事はこれ以上大きな騒ぎにはならずに、他にも広まらなかったようですね。…

キングダム811話【公式】

YokankuSep 25, 2024

「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ!もし『 Yokanku.com または ( ヨカンク) 』を検索すれば、Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください!」 キングダム811話【公式】についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。 信が嬴政の代わりに中華統一の意味を語る?騰がいう理想郷とは? 食事会の理由と温形の凶行の理由は? 信は南陽の民を知る為に食事会を開いたわけですが、何を知りたいと言えば、やはり民の本音でしょうね… 騰の方針の効果で南陽の民は秦軍に好意的な態度で接していましたが、南陽の民は秦軍を信頼しているわけではなく、いつ自分達が略奪されたり命を奪われたりするか分からないという極限状態の中、秦軍の対応に合わせているだけだったというのは第810話の内容から感じられました… 南陽の民は平和な日常を破壊した秦軍を恐れ、憎み、恨んでいる… 信はその本音と向き合う為に食事会を開いたのではないかと思いますし、温形達は信の望みに応えるかのように、それを現した… 温形はおそらく、どこかの戦で秦軍に大切な存在を奪われているか、あるいは、秦軍がやってくる前に大切な存在がその恐怖から自殺したりとか、または、温形より先に刃物を取り出した若者を庇う為だったかも知れないですが… そういう風に秦によって大切な存在を奪われているのではないかと思います… 少なくとも秦の侵略によって平和な日常を破壊されているわけですから、それだけで信に刃物を向ける理由にはなっているはず… しかし、温形の行動が南陽の民全体の運命を左右するような事態になろう可能性を考えないような人物だとは思い難く、あの凶行は彼にとっては大きな感情や事情があるものと思われますし、やはり南陽の民の民意の現れだと思いますね… 温形は信に刃物を向けたわけですから間違いだとは言えず、信も何も無かったと誤魔化す事などしないでしょう… 事件はあったものとして、信はこれに真正面から向き合わねばならない… 個人的に、信は嬴政の代わりに南陽の民に嬴政の理想を語って聞かせるのではないかと思っています。 これまで戦場で多くの人間の様々な思想や生き死にを具に見てきた今の信なら、それをしっかりと語る事ができるのではないでしょうか?…