ボルト92話 Raw 「とげだま」 | この記事ではボルト92話に関する完全な情報を更新します。下にスクロールして読んでください。
ボルトの「風遁・突破」
ヒマワリを抱えながら現れ、サラダに巻き付く左の右腕を切断したボルト。
ヒマワリを木ノ葉丸に預けようとしたところ、左が刃の形状に再生させた右腕でボルトに切りかかります。
ボルトはしまっていた剣を抜きかけて防御。
鞘を持つ左手で印を結び「風遁・突破」を発動。左を吹き飛ばします。
飛ばされた左は体勢を立て直しながら地面に神術「爪痕」でマーキング。そのマーキングに入り込みました。
その様子を確認し、剣を納めたボルト。
神樹は遠慮なく倒せる
一方、宙に浮いているカワキとデルタ。
二人はボルトがヒマワリを助けた一連の流れと第十班の状況を整理します。
カワキはヒマワリを逃がした十羅が何もせず立ち止まっているところを見て、不思議に思っている様子。
場面はボルトのところへ戻ります。
エイダの神術「全能」により、ボルトを里の反逆者と認識している木ノ葉丸。
サラダはボルトに助けられた事実を木ノ葉丸に再確認させます。
受け入れた木ノ葉丸はボルトに、左がコード同様に神術「爪痕」を駆使することを報告。
ボルトはその情報を受けて、木ノ葉丸の小隊にいた忍の一人である感知タイプのニシに周囲の「爪痕」に注意してもらうように指示。
ニシも「全能」の効果を受けているため、ボルトを反逆者と認識。
スミレはボルトに、左はサラダを狙っていることを教えます。
サラダは左の使う術の数々から、「木」にされた父サスケとの関係を疑っていました。
それを聞いた木ノ葉丸も同じく木にされたモエギとの関係について質問。
ボルトは、左はサスケのチャクラを元に生まれた存在であると説明。ただ、倒すことに遠慮はいらないと続けます。
どこでその情報を得たのかボルトに聞く木ノ葉丸。
しかしそれには答えず、集中を促すボルト。
螺旋丸炸裂!
その時、ニシが周囲の「爪痕」からチャクラを感知。
現れたのは5体ほどの爪アカ。
ボルトはサラダに、自分に向かってくる敵だけを迎撃するように指示。
木ノ葉丸はスミレに戦闘に入るボルトとサラダから離れるように言いました。
ボルトとサラダに襲い掛かる爪アカ。ボルトは爪アカを次々に両断。
サラダも爪アカの腹部に蹴りを入れます。
しかし腹部の「爪痕」から左が出現。サラダの右脚を掴み、腕を木に性質を変えながらサラダを取り込もうとします。
その時、左が上半身を出している爪アカのうなじに一つの手裏剣が命中。
投げたボルトが左手で印を結び、「飛雷神の術」(亜流)を使用。
爪アカの背後に飛んだボルトが右手の「螺旋丸」を左に叩き込みます。
右肩のあたりを大きくえぐられた左はたまらず、爪アカとともに再び「爪痕」に退却。
サラダは左が再び回復しに行くことを察しました。
左の輪廻眼から「爪痕」
拠点に戻り、中心に置かれた黒い立方体の上に乗った左。
頭上の巨樹が根を伸ばし、先端が左と同化。左の損傷箇所を補います。
回復した左が「爪痕」を通じてボルトとサラダの背後に出現。
左の右眼が力を発揮し、ボルトとサラダの周囲に大量の「爪痕」がばらまかれます。
左は「爪痕」に潜りました。
螺旋丸「渦彦」
サラダはボルトに空中へ逃げてもらうように提案。しかしボルトは最大出力の螺旋丸「渦彦」で決着をつけたい模様。
「渦彦」の威力には際限が無いとのこと。
ただし、この術を使う際に利用している「星のチャクラ」は大地から直接取り込む必要があるという。
サラダはボルトが一撃で仕留められるチャクラ量を取り込むまで、時間を稼ぐつもりでいます。
その時、ボルトの背後の「爪痕」から左手が。
いち早く気づいていた木ノ葉丸が飛び出し、左手から広がる雷撃に対して「風遁・螺旋障壁」で防御。ボルトとサラダを守ります。
しかしさらにサラダに近い「爪痕」から現れた左。再度サラダを木の腕で捕らえます。
印を結んだサラダは「千鳥流し」で左の動きを止め、掴まれた腕を掴んで豪快に背負い投げ。
隙を見せた左。ボルトの星のチャクラの充填は不完全ながらも、絶好のタイミング。
ボルトは右手を左に向かって突き上げ、螺旋丸「渦彦」をぶつけました。
ボルトの足元から強烈な回転がまとい、左を巻き込みます。
上空へ吹き飛んだ左。右腕や腹部から下はなくなっています。それでも仕留めるには威力が足りなかった様子。
左が下降し「爪痕」に潜ろうとしたその時、左の眼前の「爪痕」が縮小し無効化。
逃げ場を失った左。到着したカワキが右腕の形状を変え、左を地面に押さえつけます。
カワキがとどめを刺し、左は粉々に。
謎の物体「棘魂(とげだま)」
勝利を確信していたその時、散り散りになっていた左の残骸が集結。
結集してできたものは刺々しい果実のような見た目。ボルトがすかさず手に取ります。
首元にいる偵察蛙に見せるボルト。
偵察蛙を通して謎の物体を確認した果心居士。果心居士はこの物体を視たことがあるようで、「棘魂(とげだま)」というらしい。
会話しているボルトの胸ぐらを掴んだカワキ。ボルトにこの物体についての説明を求めます。
ボルトは、「木」にされたサスケを助けるためのものと聞いていると説明。
カワキは誰からの情報かについても聞きます。
計画変更
しかしその時、どこかからボルトを貫く一筋の残像が…ボルトは「棘魂」を手放し、倒れます。
ボルトに駆け寄る木ノ葉丸、サラダ、スミレ。
カワキがデルタに状況を聞きます。十羅の様子を見ていたデルタ。
十羅はほとんどその場を動かず、上空で浮遊していました。
デルタ曰く、十羅はその位置から狙撃したようです。急所は外した模様。
ボルトの言葉を思い出して、「棘魂」に手を伸ばすサラダ。
しかし、十羅の眼から放たれる凶弾はサラダの右腕にも命中。
サラダが痛みに怯んだタイミングで、棘魂が飛んでいきます。
十羅の方向へ飛び、十羅がキャッチ。
十羅はボルトが棘魂の存在を知っていたことに驚いている様子。ボルトに想像以上の危険性があることを認識したようです。
十羅は計画を変更。十羅は餌としての大筒木はカワキに限定し、ボルトは始末することに決めました。
ボルトの「風遁・突破」
ボルトから意外な新術が飛び出しました。
「風遁・突破」はミツキや大蛇丸が得意としている術です。
その効果の類似性から、元々ボルトが使用していた「風遁・烈風掌」でもよかった気がしますが、手数の多さを見せてきました。
ここ最近の話で、ボルトが大蛇丸と接触している可能性を思わせるシーンが見られます。
今回ボルトが敢えて使った「風遁・突破」という術からも、その可能性を垣間見せる意図が感じられます。
神樹は遠慮なく倒せる
十羅を除く神樹たちは、爪アカに噛まれて木になった人物たちのチャクラが元になって存在していると考えられます。
その中で左はサスケのチャクラが元になっていることが明確となりました。
この情報から、左にダメージを負わせるとサスケにも危険が及ぶのではないかという懸念があったと思います。
しかし今回の話で、ボルトがその懸念を払拭してくれました。
神樹を倒しても元になっている存在への影響は無いようです。
螺旋丸炸裂!
左の自己再生能力は腕を木遁の性質に変化させた時に限定されているように見えます。
11話と今回の話を見る限り、腕以外の箇所が損傷した場合は拠点に戻る必要があるようです。
損傷箇所は拠点の上部に生える大きな木が根を伸ばし、一部を分け与えるような形で補っていました。
この大木が十尾の本体なのでしょうか。明らかに何かありますよね。
左の輪廻眼から「爪痕」
回復し、再び「爪痕」から木ノ葉に出てきた左は、なんと「輪廻眼」から「爪痕」を大量に発生させました。
「輪廻眼」の能力かどうかはわかりませんが、その眼が力を発揮してマーキングしたように見えます。
「輪廻眼」と言えば、サスケの「天手力」やマダラの「輪墓・辺獄」のような固有能力が宿る可能性のある瞳力ですが、「爪痕」は左の輪廻眼の固有能力なのでしょうか。
「輪廻眼」の底知れぬ可能性を感じる非常に興味深いシーンでした。
螺旋丸「渦彦」
3話『渦彦』以来、二度目の螺旋丸「渦彦」が見られました。
今回の「渦彦」はド派手でしたね。個人的に「太極螺旋丸」を思い出しました。
しかもこの術の威力には際限が無いという情報も明らかとなりました。
しかしそれには「星のチャクラ」を大地から直接取り込む必要があり、威力を高めるには時間を要するみたいです。
「星のチャクラ」に関する説明をボルトがしていましたが、基本的には以前公式サイトで紹介があったもの と同じでした。改めて作中でボルトが説明してくれたということになります。
「星のチャクラと呼んでいる」ということで、世に知れ渡っていないエネルギーということになりそうです。
因みにサラダの「千鳥流し」は作中で初めて使用されました。
- 謎の物体「棘魂(とげだま)」
左復活の可能性か
左が粉砕された後、その残骸が集結。
復活かと思われましたが、生成されたものは「棘魂」と呼ばれる物体。
ボルトによれば、これがサスケを助けるために必要らしいです。
英語では“Thorn Soul Bulb”と表されます。どうやら神樹の球根のようです。
これをどこかに植えることが左が復活するのでしょうか。例えば拠点の黒い立方体とか。
左は螺旋丸「渦彦」をくらった上で粉々になりました。流石にこれで命は一度尽きたということになると思われますが、左がこれで終わるとは思えません。
十羅がどこかのタイミングで復活させる可能性は高そうです。
輪廻眼を持つサスケのコピーということで、まだまだ本人も自覚していない隠された能力があるはずです。
また、左の持つ「自分は何者なのか」という疑問についても解決していません。
九喇嘛が言うところの「因子」?
棘魂は、10話で九喇嘛がヒマワリに説明していた「因子」に似たものかもしれないですね。
尾獣はどこかで因子が発生して復活するようです。
「尾獣の死は永遠ではない」というのは、十尾の進化形である神樹にも言えることでしょう。
また、九喇嘛が復活したヒマワリの中に棘魂と似たものがあるのかもしれません。
棘魂を知る者、果心居士
果心居士は棘魂の存在を「視た」ことがあるようです。
「見た」ではなく、わざわざ「視た」という表現をしたということは、何か普通とは異なる方法で確認したのではないかと感じてしまいます。
そもそも神樹たちが誕生したのは4話『覚醒』の時のはず。今回のように神樹を倒すことで見ることは出来ないというのが、普通では考えられます。
果心居士がどのようなシチュエーションで棘魂を初めて確認したのか気になるところです。
計画変更
十羅はまだまだ能力を隠し持っているようです。
どうやら普通では目視出来ないほど離れた対象に弾丸を飛ばすことが出来るようです。
弾丸は極小の「尾獣玉」でしょうか。一瞬ですが、チャージをするシーンが似ていました。
11話でヒマワリに使用したものと同じ可能性があります。
十羅はどのように狙いを定めていたのでしょうか。意外と分からない部分です。
望遠能力は「白眼」の効果。これまで出てきた「輪廻眼」の効果では無かったはずです。それとも精度の高い感知能力でしょうか。
左の「爪痕」、十羅の「尾獣玉」、どちらも眼から生成しているように見えましたが、これも「輪廻眼」の能力の一つとして使用しているのかが気になります。
そして棘魂は十羅の方に向かって飛んでいきました。これは棘魂の意志で十羅に飛んで行ったのかそれとも、十羅が「万象天引」のような能力で引き寄せたのかについても分からないところです。
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