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終末のワルキューレ98話|ジークフリートとゲルが対面! についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
沖田生還
前回、スサノオのチートなトンデモ技…まさに神でしか成し得ない様な無装剣に苦しめられ絶望的な状況に追い詰められた沖田…
その状況が更に彼を成長進化させ、沖田も突きを飛ばすという人間を超越した技、天翔三段突きにて逆転勝利を飾ったわけですが…
しかし、やはりスサノオに受けた傷と自己の限界を幾度も突破した事による身体的疲労とダメージは人間という生物が命を繋ぐにはあまりに大き過ぎたのか、沖田は勝利しながらも地面に倒れたままピクリとも動かない…
明らかに意識はなく、呼吸また心臓が動いているのかすら分からないような瀕死の状態…
神と人間双方の観客達はそんな沖田が、このまま消滅してしまうのではないかと思えるほどに死んでいるとしか見えない様です…
沖田のバディであるワルキューレのモルドも姿を現さず、同じ様な状態になっているものと思われ、ヒルデとゲルも心配そうにしています…
新撰組のメンバーは矢も盾もたまらず、闘技場に駆け込み、近藤が沖田を抱き抱えますが、近藤は沖田が呼吸をしていない事に気づき、新撰組メンバーは沖田に目を覚ませと励ましの言葉をかけますが、沖田はやはりピクリとも反応しない…
そこに現れたのはスサノオの父である日本国産みの神イザナギ!
彼は近藤に沖田をそこに寝かせ、スサノオの為にも沖田を逝かせるわけにはいかないと言う…
スサノオの仇討ちかと警戒する新撰組メンバーですが、近藤はイザナギが言うのはそういう意味ではないと判断し、沖田を地面に寝かせてイザナギに全てを任せるという選択をします。
イザナギは祝詞を唱えながら、沖田に手をかざし、淤能碁呂という不思議な技を使い、沖田を蘇生させます!
また、同時にモルドも姿を現しますが、淤能碁呂と言う技はおそらくイザナギの国産みの能力…すなわち命を与えたり活性化させる様な、まさに典型的な神の力と呼べる技なんでしょうね…
しかし、これはあくまで命を繋いだだけと言う様子で、復活全回復ではなく、やはりしっかりと治療し回復させないといけない様ですね…
イザナギはその様な事を言うと立ち去ろうとしますが、近藤は何故助けてくれたのかと理由を尋ねます…
神は敵であるわけですし、スサノオの父親が息子を消滅させた沖田を助ける理由はやはり気になりますよね…
イザナギはスサノオは神生をかけてこの闘いに挑み剣士としての頂きに登る事ができた…それは沖田総司という存在あっての事であり、その恩人を逝かせるわけにはいかないと答える…
また、それはスサノオも望んでいる事だという事になんでしょうね…
イザナギはスサノオに代わって礼をいうと沖田達に頭を下げて立ち去りますが、その光景を見て神々は大いに驚いています。
近藤達も整列し、イザナギの後ろ姿に頭を下げますが、その間に沖田は喋る事ができるまでに回復しています。
沖田は近藤に自分の闘いはどうだったかと尋ね、近藤はあれこそ誠の武士の闘いだったと優しい笑顔で答えます…
沖田にとっては、それは最高の栄誉であり、御褒美なんだろうなと思えますね…
ノストラダムス暗躍?
沖田は自分の半身と認識する内なる鬼子について語る…
一緒に散ろうと約束したのに、鬼子は自分を残して消えてしまった…
鬼子は沖田を生かす為に犠牲になった様な雰囲気でしたが、鬼子は沖田の精神的一面であるはずですから完全に消滅などしないはずだと思います。
しかし、沖田からすれば自分の中にいる別人であり、また、兄弟や親友の様な関係だと認識していたでしょうから、置いていかれた感はあるのでしょうね…
また、沖田は鬼子を失い自分はもうこの先闘えそうにないと近藤に謝りますが、近藤は沖田総司は全てを出し切った、もう闘わなくていいんだと沖田を抱きしめる…
願わくば、そうであって欲しいわけですが、ラグナロクは人類の存続がかかっているわけですから、その結果如何では黙って滅びを待つわけにもいかないと思えますが…
一方、アレスはスサノオの敗北に納得がいかない様で歯軋りしています。
スサノオの最後の一撃は沖田に直撃していたはずなのに、何故沖田は生きているのだとヘルメスに八つ当たりし、答えを求める。
ヘルメスは胸ぐらを掴まれたまま冷静に答える…
あの時、沖田はほんの僅か身体を引いて攻撃を受ける面をずらした様に見えたが、それが即死を免れる事になったのだろうと…
アレスは見えない剣をどうやって避けたというんだと更にヒートアップしますが、沖田はおそらく一度スサノオの太刀筋を見ており、そのたった一度が沖田が太刀筋を見切るには充分だったのだろうとヘルメスは答えます。
それにゼウスが補足する様に沖田の技も見事だったという…
沖田の技は斬撃と突きという違いはあれど、あれはまさにスサノオの天魔返と同じものだったと…
アレスは人間が神の技を使ったというのかと、ますます納得がいかない様ですが、ゼウスはそれに対して、沖田総司という男に限らず、人が生み出した剣術そのものがあの技を可能にしたのだと解説し、ゼウスは人類の可能性の大きさを改めて思い知らされた…死地の中で成長し、絶望の中で進化するのが人類という存在であると再認識したと語っています。
また一方、ヒルデは次なる闘いの選手を決めねばならないわけですが、ゲルを置き去りにして消えた様で、ゲルは頼りにしてくれないと憤慨しています。
そこにヒルデが姿を現し、頼りにしていますよとゲルに声をかけますが、何故か怖いくらいに無表情であり、ゲルが近づくと無表情のまま笑い声を漏らしたりと何だか怪しい様子…
ゲルはそのヒルデが立体映像である事に気づきますが、その時にはすでに手遅れ!
立体映像の後からノストラダムスが現れ、ゲルに何かの薬品をスプレーしてきて、こんな罠にかかっちゃダメだよと笑う!
ゲルはそれがノストラダムスだと認識し、そのまま眠ってしまった様ですが…
その頃ヒルデはすでに次の闘士の選抜にかかっています。
坂田金時、シモ・ヘイヘ、ラスプーチン、ノストラダムス…
残る神側闘士はアヌビス、ロキ、オーディン…
人数が合わず、どうやって決着をつけるのか気になるわけですが、ヒルデはそれについては言及せず、現在5対5のイーブンである事、また、あと1勝しリードすればかならずオーディンが闘士として出てくるハスだと確信し、ついにここまで来た、もうすぐだと力が入っています。
もうすぐ、貴方に会える…
貴方とは、やはり恋人であり、現在は大罪人として奈落に収監されている竜殺しの英雄ジークフリートである様ですが…
ゲルがジークフリートと!
ゲルはノストラダムスにより誘拐拉致されたわけですが、ノストラダムスはゲルの身がらを車輪付きのスーツケースみたいな物で運んでいます。
奈落は制服を着た巨人により警備されている様で、その厳重さが伺えますが、奈落内部は非常に奇怪な作りになっており、奈落の穴の中を移動する手段は立体的に移動するキューブ上の足場…
おそらく、そこに入る事を許されたもののみがキューブを操れるという類いのものだと思われますが、ノストラダムスはどうやら誰かの治療をする役目があり、その為に医薬品を持ち込む事も許可されているという様な雰囲気…
奈落の牢獄内には釈迦、坂野金時、ベルゼブブの似顔絵が貼られていますが、『この顔に要注意』という意味みたいです。
という事は、彼らは許可なく奈落に頻繁に入り込んでいるという事になりますね…
ノストラダムスは一つの牢獄に入り、そこに収監されている罪人にフレンドリーに話しかけ、警備が厳重で面倒臭いとぼやいていますが、罪人は大変だったねと労い、更に無事に連れて来れたのかと尋ねます。
ノストラダムスはもちろんと言いながら、医薬品と書かれたスーツケースを開けてみせますが、その中には、やはり縛られたゲルが!
ノストラダムスは軽く謝罪しながらゲルを解放しますが、怒り心頭のゲルはいきなりノストラダムスの顔面に強烈な蹴りをお見舞いする!
ノストラダムスは落ちついてくれと頼み、ゲルはここはどこかと尋ねてきますが、ノストラダムスは大切な人に会って欲しいと言っただろうと答え、十字架のようなものに十字に拘束されている罪人を指さす。
その罪人こそヒルデの恋人であり竜殺しの英雄ジークフリート!
ジークフリートはゲルに初めましてと爽やかに挨拶しますが、ゲルはそれがジークフリートだと認識し目ん玉が飛び出るほどに驚愕しています!
ノストラダムスとジークフリートは友人であり、ジークフリートに頼まれてゲルを連れてきたようですが、その目的は…?
個人的にはヒルデの計画を止めようとしている様な気がするのですが、彼がラグナロク開戦のトリガーになっているのは明らかであり何の為にゲルを連れてきてもらったかと考えると、やはりヒルデの計画は非常に私的で危険であり、自分の解放やヒルデと再会するゆりも、それを止める事を望んでいるように思えるんですよね…
ジークフリートがゲルに何を語るのか非常に楽しみです!
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!