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ワンピース1133話考察|エメラルドの都はエルバフ冥界の下?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
エメラルドの都のモチーフは?
ベラミーが『黄金郷』と共に言及していた『エメラルドの都』…
おそらく、黄金郷と並んで海賊達や冒険家が追い求めるファンタジーやロマンのような存在だと、当時はリアリストを気取っていたベラミーはロマンやファンタジーを否定する為に持ちだしたのでしょうが、そんなものには興味が無かっただろうベラミーが知っているほどにポピュラーな存在なんでしょうね…
ONE PIECE世界における二大都市伝説と言えるような、誰もが一度は聞いた事があるようなものなんじゃないかと思います。
黄金郷…黄金都市シャンドラについては実在しましたし、その文化的な雰囲気は現実世界のアステカやマヤの文明を思わせ、やはりモチーフは16世紀の探検家達が追い求めたという『エル・ドラド』なのは間違いないと思います。
対して『エメラルドの都』ですが、これはやはり『オズの魔法使い』に登場するオズ王国の都である『エメラルドシティ』ではないかと思います。
エメラルドシティにはエメラルドの宮殿をはじめとするエメラルドでできた建物やオブジェが溢れているようですが、『エメラルドの都』もそういう都なんでしょうね…
黄金都市シャンドラも黄金の宮殿や大鐘楼があり、また、道路にも黄金が敷き詰められているようでしたから、そのエメラルド版なんでしょうが、今のところ、先程書かせて頂いたようにベラミーが言及してから全く本編に絡んできませんよね…
しかし、並ぶような存在である黄金郷が実在したわけですから、エメラルドの都も実在して不思議ではないと思います。
また、物語の序盤で言及されていたその手のネタが最終章に入ってから徐々に伏線回収されつつありますしね…
過去にも色々と書かせて頂いていますが、エメラルドの都が実在するとしたら、黄金郷が空にあるわけですから真逆の地底にあるのではないかと思えるのですが…
エメラルドの都は地底に沈んだ?
黄金郷が空にあるわけですから、エメラルドの都は地底にありそうな気がします。
しかし、黄金郷…黄金都市シャンドラは実際には元々地上のジャヤ島にあったものがノックアップストリームにより空島スカイピア付近にまで突き上げられたわけですから、空にあると言うのは後天的な理由があり、エメラルドの都が地底にあるのではないかというのは突飛かも知れない…
それに絡めたいのがワノ国が二つあるという要素で、元々の旧ワノ国は現在の新ワノ国の遥か海底に沈んでいる状態にあるわけですが、ワノ国もかつては黄金の国と呼ばれながら、今はその黄金は見られず、旧ワノ国にある可能性もありますよね…海底の黄金の国…
また、ベガパンクが明らかにした海に沈んだ幾つかの大陸があったという旧世界という存在…
そのイメージも含めて、対となるようなイメージのシャンドラが空に上がったなら、エメラルドの都も元々は地上にあったが、地底に沈んだという可能性もあるのではないかと思うんですよね…
伝説の都市とか理想郷みたいな存在って、大体が地底にあるみたいな話になっていますよね…
上空1万メートルの超高空にあるシャンドラの方がかなりぶっ飛んだ存在なのではないかと感じられますし、地底にある方がかなり常識的にも感じられるわけですが、元々エメラルドは鉱石なわけですし、やはり地底に縁がありそうな気がします…
また、シャンドラを追い求めていたモンブラン・クリケットはシャンドラの実在を確認した後に『夢幻郷(ナクロワ)』を探す航海に出ているようですが、個人的にはそれはエメラルドの都を指しているのではないかと思うのですが…
ナクロワも扉絵の中で一度だけ言及されている存在ですが、黄金郷とエメラルドの都が二大都市伝説なら、一つを解明したら、もう一つの解明にチャレンジするという可能性はありますよね…
ナクロワ=エメラルドの都?冥界の更に下?
モンブラン・クリケットが探すナクロワは幻の島であり夢幻郷と呼ばれている以外は全く情報がないわけですが、それはエメラルドの都と同じですよね…
島と呼ばれている事、また夢幻や幻という形容詞がついているという事からして、過去には蜃気楼みたいな島なんじゃないかと書かせて頂いています。
蜃気楼だから絶対に辿り着けないが、実際は蜃気楼ではなく、何か仕掛けがあって普通には辿り着けないが、何かの条件をそろった時に到達できて、そこには財宝がどっさり…みたいな感じなんじゃないかと思いますが、蜃気楼ではなく、かつてはあったがどこかに消えてしまったというシャンドラのようなパターンもあるかと思います。
どこかに島として存在していたが、シャンドラのように奇跡的な偶然により地底に沈んでしまったとか…
そういうものであるとしたら、個人的にはそこには滅びたはずのルナーリア族が生き延びて生活しているような可能性もあるのではないかと思っています。
ルナーリア族は滅びたとされていますが、アルベルという生き残りが存在する以上、家族や同胞達が存在している可能性は充分にありうると思いますし、彼らはどんな環境でも生存可能みたいですから、滅びていないなら、おそらく人間が到達できないような土地にいる可能性が高いでしょう…
また、彼らの体質からして鉱石と関係が深いようにも感じられますし、もしかしたら、エメラルドの都またナクロワという存在はルナーリア族は滅びていなかったという事実と共に正体を現すのかもしれないな…とも思っています!
また、現在進行中のエルバフ編…
エルバフには天界、陽界、冥界という三つの階層が存在する事が明らかになりましたが、もしかしたら天界がエメラルドの都の正体だったりとか…或いは冥界のまた更に下に地底世界が存在するという様な可能性もありそう…
また或いは、太陽石を使わないと行けない様な場所にエメラルドの都が存在するという可能性もあるのではないかと思います。
メルヘンチックでファンタジックなエルバフですから、これまたメルヘンチックでファンタジックなエメラルドの都と繋がっていても不思議ではない様に思えます…
もしかしたら遠い昔、エルバフも黄金郷やエメラルドの都の様に人間からすれば伝説の土地だったかも知れないと思うんですよね…
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!