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ワンピース1131話考察|エルバフは宝樹アダムそのもの! についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
ロキが縛られているのが宝樹アダム
第1131話、ルフィと会話するロキは自分が縛られている木こそが宝樹アダムだと語るようですね…
宝樹アダムと言えばロジャー海賊団の船オーロ・ジャクソン号と麦わらの一味のゴーイングサニー号の主な材料として使われているものですが、その材木は非常に高価であり、また、闇ルートでしか手に入らないという様なものでしたね…
フランキー曰く、戦争で他の全てが吹き飛んでも、その木だけは残り続けるというくらいに頑丈な木であるらしく、それがどこに生えている木なのか、永らく我々読者の興味の対象だったわけですが…
宝樹アダムはエルバフに生えているのではないかと前々から言われていましたし、エルバフ編に突入してすぐにユグドラシルという巨樹が存在する事が描かれていて、おそらくは宝樹アダムが絡んでくるだろうと思われた方も多いのではないかと思います。
その宝樹アダムの正体がついに明らかにされたわけですが、ロキはユグドラシルに縛られているわけですから、宝樹アダム=ユグドラシルという事になりますね…
おそらく、エルバフではユグドラシルと呼ばれている巨樹が、世界では宝樹アダムと呼ばれているという事になるのではないかと思いますが、宝樹アダムはエルバフという国そのものであるとも言えるようです。
第1130話にてエルバフの全景が描かれましたが、なるほどエルバフの巨人達はユグドラシル
という木で生活しているような感じでしたよね…
北欧神話ではユグドラシルが9つの階層に分かれ、それぞれに神々の国、巨人の国、妖精の国、人間の国などに分かれている事から過去にエルバフとはそういう国なんじゃないかと書かせて頂いていますが、やはりそうであるようですね…
ロキが縛られているのは監獄と処刑場を兼ねているエルバフつまりユグドラシルであり宝樹アダムである巨樹の最下層にあたり、冥界と呼ばれているようですが、北欧神話にもヘルヘイムという冥界がありますから、ロキがいる極寒の場所はヘルヘイムであるということなんじゃないかと思います。
しかし、何故ユグドラシルは宝樹アダムと名付けられたのか?
エルバフと魚人島と陽樹イブとの関係は?
魚人島編では、深海1万メートルにある魚人島まで日光と酸素を運んでいる陽樹イブという巨樹が登場していますが、これは明らかに宝樹アダムと対を成すような存在ですよね…
また、エルバフでは太陽が信仰対象であり、魚人島民はタイヨウに憧れているというような太陽を愛するという共通点もあります。
宝樹アダムと陽樹イブは明らかに樹齢数千年級だと思いますし、空白の100年以前の時代からずっと世界を見てきた存在だとも言えると思いますが、やはり両者ともに太陽の神ニカに関係しているような樹なんだろうと思えます。
両者ともに途方もない規模の巨樹であるわけですが、おそらく宝樹アダムの方が太陽を多く浴びているでしょうし、栄養も豊かでしょうから当然サイズも大きいかと思いますが、最初から大きかったわけではなく、成長し続けて今のサイズにまでなっているはず…
また、アダムとイブという人類の祖の名前をつけられているわけですから、おそらく両者は世界に生えている全ての樹木の祖であるという可能性が高いかと思います。
ここまで書かせて頂いて、今思う事は、宝樹アダムがあるエルバフと陽樹イブがある魚人島は、かつて太陽の神ニカに代表される実在した神々の住う聖地だったのではないかという事です。
神々が生み出した宝樹アダムと陽樹イブの子孫が世界中に広がり、世界は緑で包まれていたが、今から800年ほど前にその世界が沈没し、今はその高地だったところだけに人々は暮らし、緑が息づいている…
太陽の神ニカを代表する旧世界の神々の痕跡は世界と共に海に沈んでしまったが、宝樹アダムと陽樹イブは旧世界時代そのままにそこに存在しているんですよね…
いわば、神話の時代から生き続けて歴史を見てきた生き字引…!
魚人島編ではルフィが陽樹イブの『声』を聞く様な事はなかったわけですが、ルフィの万物の声を聞く力は精度を増しているようですし、ルフィはエルバフで宝樹アダムの声を聞く事になるのではないかと思っているのですが…
エルバフと宝樹アダム
エルバフという国そのものであるという宝樹アダム…
先程書かせて頂いたように、それがかつて旧世界の神々が暮らす聖地だったという可能性があると思いますが、だとしたら、エルバフの巨人達はそれを受け継いでいる事になりますよね…
生活様式も真似ている可能性があるように思いますが、エルバフがかつての世界沈没から生き残った高地だとするなら、それはかなり高い山の頂上だったりした可能性もあるように思いますね…
個人的に、月の民は青色の星の神々の祖である可能性が高いと思っているのですが、月の壁画には3人の人物が描かれており、それは陸海空を現しているのではないかと思います。
また、ONE PIECE世界には白々海、青海、深海と三つの世界が存在していますから、あの人物達はそれぞれ陸海空の神々の祖になったのではないかとも考えています。
そうだとしたら、エルバフは地上の神々が住う聖地だったのではないかと思いますし、巨人達は地上の人類とは系統的には別であり、神々の血筋とか眷属として生み出された存在だったりするのではないかとも思います。
エルバフがそんな旧世界の聖地だったとしたら、やはり世界政府からしたら存在そのものが不都合であるように感じられますね…
宝樹アダムも旧世界と神々の実在を意味する存在だとしたら、神を自称している天竜人達からすれば許せる存在ではない…
しかし、エルバフを滅ぼし宝樹アダムも焼いて消滅させようとしても、迂闊にエルバフには手出しできなかった…
それが今や人工の太陽かとも思えるマザーフレイムを使った古代兵器による攻撃なら簡単に滅ぼせてしまいそうな雰囲気…
世界政府はやはり、空白の100年以前に存在した旧世界を否定し、それを無かったものにしたいでしょうから、宝樹アダムとエルバフ、魚人島と陽樹イブも同様かと思えますが、先程書かせて頂いたように、ルフィはエルバフで宝樹アダムの声を聞き、それは必ず守り抜かねばならないと思うようになるのでにないかと思っています!
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!