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ワンピース第110巻SBS考察 | 黄猿がルフィに食糧を与えたのには理由がある。

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ワンピース第110巻SBS考察 | 黄猿がルフィに食糧を与えたのには理由がある。 についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

ルフィに食糧を与えた理由は?

エッグヘッド編にて、黄猿ボルサリーノは親友ベガパンクの抹殺という、あまりに過酷で残酷な任務を与えられ、それを完遂してしまったわけですが…

ボルサリーノはルフィから、なぜベガパンクを殺したいんだと問われ、それに対して殺したいわけないと堂々と答えるなど、親友を殺したくないという言動を見せていました…

自らを社畜と呼び、上から命令されたらやらざるを得ないというのがエッグヘッド編で描かれたボルサリーノという男の軍人としての生き方と人間としての苦しい立場でしたが…

エッグヘッド編ではギア5使用により、ルフィが一時無力な状態になり、そのルフィに何者かが食糧を与えルフィが回復するという展開がありましたが、誰が与えたのかは不明になっていました。

しかし、第110巻SBSではその誰かがボルサリーノだったという事が名言されずとも匂わされています。

過去にそれについて書かせて頂いていますが、あの場で誰にも気づかれずにルフィに食糧を与えられそうな存在は光の速度で行動できるボルサリーノが妥当だというのは間違いなく、個人的にもそう思っていますが、ボルサリーノがそれをした理由は…?

ボルサリーノは立場上、ベガパンクを抹殺しなくてはならないわけですが、理由や経緯は関係なく、ルフィ達がベガパンクを守ろうとしていたのは誰の目にも明らかであり、ボルサリーノはやはり、ベガパンクを生かす為に言葉通り2年前より100倍強くなったルフィが完全に包囲
されたエッグヘッドからベガパンクを連れて逃げきるという奇跡を起こす事を期待し、それに賭けたのではないかと思います。

そうすれば、少なくともベガパンクは生き延びる事ができますし、自分も親友を手にかけなくて済むわけですからね…

また、あの時のボルサリーノの任務はルフィと麦わらの一味の討伐ではなかったわけですし、ルフィ達が居合わせた事とその成長はイレギュラーな事だったわけですから、任務に失敗したとして、命令に背いたわけではない…

ボルサリーノはおそらくベガパンクを生かす為に海賊であるルフィを親友を生かす為に利用しようとしたという事だったと思いますが、五老星全員の参戦により目論み通りにはならず、結局は親友に致命傷を与え死なせる事になってしまいましたよね…

サカズキに対する怒りと悲しみの叫び

ボルサリーノはベガパンクに致命傷を与えて殺してしまったわけですが、事件の後、サカズキからの通信に応じたボルサリーノは、サカズキからの手を抜いていたんじゃないかという言葉に対して激しい怒りを現していました。

親友を殺してしまったボルサリーノは涙を浮かべていたわけですが、サカズキもそれを察したのか珍しく即座に失言を謝罪していましたね…

サカズキはボルサリーノとベガパンクの関係を知っていたと思われますし、ボルサリーノは任務をやり遂げているわけですから、流石のサカズキも手を抜いたのではないかという疑惑を口にしたのは人間として間違っていたと感じたのでしょうが、やはりボルサリーノとサカズキの関係には溝が生まれている可能性が高いかと思いますね…

親友と言えば、ボルサリーノはくまとも親友と呼べる関係だったかと思いますが、くまの件についてもエッグヘッドでは、おそらくこれまでボルサリーノが知らなかったような事情をサターン聖の口から知っている可能性が高いと思いますし、ボニーの病についてもボルサリーノは知って新たに知った可能性は高いと思います。

それも含めて、世界政府はボルサリーノの親友達に対して鬼畜の所業を重ねて積み上げてきているわけですし、今回は自分もその被害にあったと言えます。

ボルサリーノの事ですから、世界政府の鬼畜の所業については直接は知らずとも察していて知らないという事は無かったかと思いますが、エッグヘッドでは嫌でも直接見知る事になってしまった…

ボルサリーノのサカズキに対する叫びは、それらを全てひっくるめた、彼の怒りと悲しみの現れだったかと思いますが、やはり普通の血の通った温かい人間だったと言える彼が、この先、鬼畜の世界政府を守る事に命を賭けられるのでしょうか?

過去にはボルサリーノはこのまま引退するのではないかと書かせて頂いていますが、その可能性は今も高いと思えます。

しかし、『ベガパンクが生きている』という事がボルサリーノの今後に影響してきそうな気がしますね…

おそらくヨークは五老星にはその件を報告しているものと思われますから、ボルサリーノも知っているのではないかと思いますが…

黄猿はベガパンクと合流するのか?

ボルサリーノには引退という道が一番いいように思いますが、世界中の人々がそうであるようにボルサリーノもベガパンクのメッセージを受け取った一人ですよね…

心ならずも世界の平和と人類の進歩を願っていた親友を手にかけたわけですから、あのメッセージは誰よりも深く心に突き刺さっているはずです。

そんな中、ベガパンクは生きている…

ステラの意識はまだ登場していませんが、リリスは誰も死んでいないと言っていますからステラも『生きている』という可能性があるわけですが、おそらくボルサリーノはそれを知る事になり、安堵するかと思いますが、やはり本気で殺そうとしたわけですから合わせる顔がないとも言えますよね…

お互い、全てわかっているかと思いますが、やはりボルサリーノは気まずいでしょう…

生きていたベガパンクはウェザリアと合流して何かするつもりだと思いますが、おそらくは世界沈没の未来に備えて安全な場所を作る為の活動をするはず…

それらを踏まえてボルサリーノがそれに力を貸すという展開もあると思いますが、引退やら辞職やらでクザンのように自由な民間人になるとして、それでは今ある大将としての力を失う事になるでしょう…

ONE PIECE世界の海兵達は世界政府の意向よりも慕っている上司の方針に従う事を選ぶ心意気を持っている者が多いように思えますが、この先に世界沈没があるとして、おそらく世界政府は下々民をバッサリと切り捨て救う事などしないと思いますし、サカズキはその方針に従うでしょう…

その時にボルサリーノが何かしようと思えば、やはり今は海軍大将としての地位を維持し、来るべき時に海兵達や軍艦を救済の為に使えた方がいいですよね…

世界は広いですから、それは微々たる力にはなるでしょうが、ボルサリーノは親友の想いを受けて自分にできる最大の事をするでしょう…

今はボルサリーノは引退せず、またベガパンクとも合流せず、おそらくは世界政府の動きを内部から監視するようなスタンスになるのではないかと思っています。

ベガパンクのメッセージを受けた人々はそれぞれに様々な事を考えていると思いますが、やはり地上の人間の願いは同じであり、平和と幸福と明るい未来を望んでいるはずで、ボルサリーノも同じだと思いますし…

個人的にはボルサリーノは物語の最終盤でベガパンクと感動の再会を果たすような流れになるのではないかと思っています!

この記事の紹介は以上になります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました!

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