「ようこそ、Yokankuの最新話予想・レビュー専門誌へ！
もし『 Yokanku.com または ( ヨカンク) 』を検索すれば、
Google検索の上位に私たちのサイトが表示されます。
これからもぜひ私たちの専門誌をご利用ください！」
キングダム815話予想についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
騰・飛信隊の方針は？
条正は南陽が理想郷になっているという状況を語り、韓に対して新鄭の無血開城…つまり降伏を勧めたわけですが、それはやはり、戦によって流れる血、また、そこから生じる怨恨や憎悪という感情を出来るだけ抑えようとする意思の現れだろうと思われます。
過去にも書かせて頂きましたが、騰・飛信隊連合軍は韓攻略に関して、できるだけ被害を抑えて成功させねばならないという縛りを受けているわけですが、それは同時に、韓側の被害も抑えねばならないという事にもなるはず…
秦が再び趙を滅ぼしうる戦力を獲得する為の韓攻略ですから、仮に秦軍が最小限の被害で新鄭を落としたとしても、韓の兵力が激減していては意味がないと言えます。
おそらく騰・飛信隊連合軍の方針としては、新鄭を力づくで攻め落とすのではなく、早期に降伏させるというものであろうかと思います。
過去に、その為には韓軍の中心となっている洛亜完と博王谷を仕留めて韓軍がまともに機能しない状況に持っていくつもりではないかと書かせて頂いていますが、それも込みで、騰は韓を降伏させたいはず…
おそらく騰は国家存亡がかかっている韓軍が手強い相手であるとはわかっていても、やはり戦を続けてきて戦慣れしている秦軍とは圧倒的な差があり、秦が勝つという結果がハッキリと見えているのではないかと思います。
しかし、これまで語ってきたように、また、今の南陽の様子を見ても、後々の事を考えて、流れる血はできるだけ抑えられた方がいいに決まっていますよね…
条正が降伏を勧めに来たのは、おそらく騰が韓の意思の強さを測る為でもあったのではないかと思いますが、やはり韓はそれに応じる事は無かった事も騰はわかっていたと思います。
『敵』それも理不尽な侵略者から降伏しろと言われても、簡単にそれに応じる国などないでしょうからね…
そうだとして、それなら、韓の中で降伏を訴える存在を生み出す必要があるでしょう…
騰から寧への伝言の内容はそういう事ではないかと思うのですが…
騰から寧への伝言の内容は？
騰は寧を高く評価している様ですが、それは先に新鄭を訪れた際に寧だけが国に対して必死な想いを持っていると騰の目には映ったからだと思えます。
韓は外交によって今まで生き延びてきた国であり、正直なところ、本来は戦をするような国ではないはず…
それは南陽が戦う力がない状況だったとは言え全く抵抗する事なく無血開城できたという事からしても、韓という国に根付いている文化と言えるようなものであろうと思いますが、南陽はそれによって理想郷となっていますね…
今後、韓という国が消滅するという未来は確実にあるわけですが、少なくとも今は南陽は上から下まで地位や財産は守られ、略奪や暴行に晒されているわけではなく、逆にそうした方がいいというのを周囲に説いて回るというような状況になっている…
そういう状況は条正が既に語っており、寧もそれは知っている…また、条正の話が嘘や強要された内容でない事も寧なら理解しているでしょう…
それも踏まえ、騰は寧に対して、国を守るに戦以外の方法もあるのではないかという事を訴えるのではないかと思います。
秦の中華統一は何百年も続く戦乱の時代を終わらせる為であり、決して私利私欲な理由ではないというのを理解してしてもらう必要があると思いますが、南陽では秦の法律に従うという事になっているとは言え、韓の文化は尊重されているわけで、それが秦の理想だと言うのを寧が理解したなら、むしろ韓は秦に協力し、中華統一の為に共に戦う方がよい、というような事を騰は寧に伝えたいのではないかと思います。
韓のような小国は、やはり常に他国からの侵略に怯えて暮らさねばならないでしょうし、それなら平和な世の中になった方がいいですよね…
本来なら、各国が不可侵条約を結ぶなどして、それが絶対に守られる形で平和になるのが一番良いのでしょうが、そうならないのは歴史が証明している…
だからこそ、中華を一つの巨大な法治国家にして、法の下には全てが平等という世界になった方がよい…
韓非子の弟子であり、法家思想を理解しているだろう寧なら、嬴政の理想を理解できるのではないかと思いますが、そこには韓非子の死の件も絡んでくる可能性はありますよね…
騰は韓非子の弟子である寧に、そんな切り口から韓降伏の為の動きをするように促すのではないかと思っています。
しかし、戦はどうやっても回避できない状況になっていますよね…
騰・飛信隊連合軍は動かない？
洛亜完率いる韓軍は英呈平原を決戦の地と定めて、やる気満々という雰囲気ですね…
韓は援軍3万を含めて19万で立ち塞がり、秦は16万でそれを抜かねばならないという状況ですが、もしかしたら、過去にも書かせて頂いたように、韓の援軍は実際には3万に満たない可能性もあるでしょうし、戦への参加を拒み、ゆっくりと進軍する可能性もあるでしょう…
洛亜完はそれに苛立ちを隠せない様な感じになり、冷静に振る舞いながらも焦りを感じるのではないかと思います。
それに対して、侵略者側である騰・飛信隊連合軍が意外にも『動かない』というような戦法をとる可能性もあるかと思います。
侵略者側には兵糧問題もあるわけですし、時間をかければかけるだけ不利になる可能性が高いわけですが、仮に先程書かせて頂いたように騰が韓の降伏を最善として考えているなら、無闇にぶつかり合いたくはないですよね…
そんな展開になるとしたら、洛亜完は更に苛立ちや焦りが募るかと思いますし、やはり戦闘は避けられないかと思いますが、騰はそんな攻撃に対しても、のらりくらりと対応するのではないかと思いますね…
しかし、秦の強さはアピールしておく必要があり、やはり、信と飛信隊が博王谷軍と激突し、信が博王谷を討ち取るというような展開はあるように思います。
韓を降伏させるには、『秦には勝てない』というような意識を植え付ける必要はあり、それは大前提になってくるかと思いますしね…
この戦は秦が再び中華統一の道に戻れるかがかかっているわけですが、同時に、そうなった後に秦が攻略した国に対してどんな扱いをするかを示す戦いにもなるでしょうから、騰はやはり韓の降伏を第一において韓軍19万との戦を進めていくのではないかと思います！
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました！
