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ワンピース1128話についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
サターン聖の粛清について
イム様はこれまで、基本的には五老星には非常に寛大に接してきたのではないかと思います。
それと言うのも、サターン聖を含めた、旧体制の五老星はロジャーとロジャー海賊団によるラフテル到達を許してしまっているにも関わらず、それはおそらくお咎めが無かったと思われる事からなんですが…
ロジャーとロジャー海賊団が強すぎて、どうにもならなかったというような事情はわかりますが、サターン聖はエッグヘッドから『ジョイボーイを逃した事』を理由に粛清されているわけですよね…
どう考えても、ロジャー達がラフテルに到達し世界の秘密を知ってしまった事の方が重大な失態であるように思います。
今回は五老星が全員エッグヘッドに集結するという形で、いわば全力で問題を解決しようとしたわけですが、ロジャー達に対しては五老星が出張ってきたなんて話は今のところはまだ語られておらず、それが無かったとしたら、ロジャー達の快挙は五老星の怠慢の結果とも言えると思うんですよね…
ロジャー達は歴史の真実を知っても、結果的には何もしなかったから良かったものの、何かをしていたら大変な事になっていたはず…
それに比べて、確かにルフィがジョイボーイの再来である事は最早間違いないと言える状況であっても、ルフィにはまだそんな自覚はなく、また、世界の秘密もまだ知らない…
やはりロジャー達の件の方がイム様の怒りを買いそうですが、イム様はおそらく五老星に罰を与えたりはしていないと思います。
イム様はエメトから放たれたジョイボーイの覇気を感じて異常に怯えていましたから、サターン聖の粛清は感情的な事が理由であり、ある意味、運が悪かったとも言えるかも知れないですが、これまで寛大だったイム様が、ジョイボーイの再来の出現により、その余裕が無くなってきているのも事実でしょう…
サターン聖以外の五老星四人は、サターン聖の運命を知り、それを肌身に感じているのではないでしょうか…?
明日は我が身の恐怖
もしかしたら、これまでにサターン聖の様に粛清された者も居たのかも知れないですが、やはりイム様が寛大であり、これまではどんな怠慢や失態も許されてきたのだとしたら、サターン聖の運命を知った他の四人は凄まじい恐怖を感じているのではないでしょうか?
サターン聖の運命を見るに、あれはサターン聖だけでなく、五老星四人にも共通する弱味ではないかと思います。
驚異的な再生能力と同様にイム様から与えられているのが、おそらくは擬似的な不老不死…
それはイム様の意思で簡単に取り上げる事ができるのは五老星は知っているのだと思いますが、最初の犠牲者となっただろうサターン聖のリアクションを見るにそれは明らか…
また、五老星・科学防衛武神だったジェイガルシア・サターン聖という人物は『最初から居なかった事』にされてしまう可能性が高いと思います。
おそらく、世界に対して何の説明も無いままに新たな科学防衛武神に就任したフィガーランド・ガーリング聖は以前から五老星の一人だった様に扱われるのではないかと思います。
そうなるとしたら、他の四人は更に恐怖が募るでしょうね…
自分がこの世から居なくなるどころか、最初から居なかった事にされてしまうなんて、非常に恐ろしく、悲しい事ですよね…
ガーリング聖にもサターン聖や他の四人同様に擬似的な不老不死が与えられているのか今のところ不明ですが、イム様を怒らせたら、それが取り上げられ、骨は残るものの、存在自体無かった事にされてしまうという恐怖を抱えて政治を動かしていかねばならないというのは非常に辛いプレッシャーであり、五老星達はこれまでの様な余裕を無くして、何かの問題に対して必死になってくるでしょう…
普段の五老星達を見ていると、常にそういう覚悟を持っている様にも感じられましたが、サターン聖は最後に命乞いをしていましたから、やはり彼らは生に執着がある…
彼らが必死になるというのは、それもまた恐ろしい事であるように思うのですが…
恐怖が凶行に繋がる?
五老星達は、やはり天竜人の最高位らしく下々民の命などゴミ扱いしていますよね…
自分達の不死性をいい事に、エッグヘッドでは融合炉を爆発させ、味方も大勢巻き込んでエッグヘッドを消滅させる案が出た時も、マザーフレイムの保護の為だけに、その案は却下されていましたから、彼らは目的の為には仮に数万単位であっても下々民の命を犠牲にしても心が傷まないような人間であるのは間違いない…
元々そんな性質の人間が、自分の身を守る為に必死になるとしたら、何をしでかすか、わかったものじゃないですよね…
800年前の時代にイム様達が意図的に旧世界を海に沈めたのだとしたら、そこにも我が身を守る為の『必死』があったのかも知れないと思いますが、そう考えると、やはりベガパンクが言っていた再びの世界沈没は十二分に可能性があると言えますし、それ以前に、マザーフレイムを自在に使えるようになれば、古代兵器によって不都合な存在はドンドン消滅させられる事になるでしょう…
また、そうなる以前に五老星はおそらくイム様から『ジョイボーイ討伐』を命じられる可能性が高いかと思います。
もう一つ、ビビの身柄の確保…
そこにはイム様の思想や思惑以前に、イム様の感情が根源として存在しているものと思いますので、それをやり遂げないと、サターン聖と同じ運命を歩む可能性が高い…
しかし、ルフィは五老星を倒せなかったものの五老星もまたルフィを倒せなかった…
これからはガーリング聖が五老星の中心として動く事になりそうですが、他の四人からすれば何か失態があった時のイム様からの怒りの盾として機能するかも知れず、他の四人はガーリング聖が尊大に振る舞ったり、独断専行しても、好きな様にやらせるのではないかと思います…
しかし、イム様に生殺与奪の権を握られている
という状態は変わらず、彼らは権力と栄耀栄華を手に入れたい代わりに、やはり自由を無くしたと言える状態であるように感じられてならないですね…
この記事の紹介は以上になります。
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