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ワンピース考察 | レイリーのベガパンクへの反応 についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
自分達はやらなかった事？
ベガパンクは世界の真実について大いに語ったわけですが、その内容は歴史研究から導き出した『仮説』であるはずですよね…
ベガパンクはエルバフがオハラから回収した貴重な文献を見せてもらったとは言っていますがベガパンクはずっと発明の日々を送ってきたようですし、クローバー博士とオハラの考古学者達のように世界中を旅してきたわけではないものと思われますし、文献から得た情報というものは真実だとは言い切れず、やはり仮説の域は出ないものだろうと思えます。
それはクローバー博士もオハラが到達した仮説と言っていましたから、オハラも同じであるはずです。
しかし、ロジャー海賊団は違いますよね…
ロジャー海賊団とおでん様はラフテルに到達し、ジョイボーイの遺産を見ると共に、歴史の真実の全てを知っている…
おでん漫遊記にはかなりの内容が書かれているようですが、彼らは仮説ではなく真実を見て知っていると考えていいと思うのですが、そうであるなら、仮説とは言えないものであるはずです。
しかし、ロジャー達はそれを世界に公開しようとしなかった…
『早すぎた』というのがその理由であり、20年以上前の当時に真実を公開しても意味がないという判断だったかと思いますが、彼らは意図的に歴史の真実、世界の秘密を自分達が知るだけで、それ以上の事はしなかった…
仮説とは言え、ベガパンクとオハラの仮説は古代ロボという物証もあり、的を射ているだろうと思いますし、おそらく『正解』と呼べるものだろうと思いますし、ベガパンクは『これが世界の真実』と言っているわけですから、まだ明らかにされていない証拠は他にもあるのでしょう…
自分達がやらなかった事をやったベガパンク…
自分が知る世界の秘密を世界に開示しようとしたベガパンクに対して、冥王レイリーは何を思っているか気になりますよね！
大海賊時代開闢の意味
ロジャーは処刑の間際に『世界の全てをそこに置いてきた、探せ』と大海賊時代を開闢したわけですが、それを受けて世界には海賊達が溢れるような時代になった…
しかし、それは財宝を求める海賊達だけでなくオハラやベガパンクという歴史の真実を求める者達にも大きな影響を与えたのではないかと思います！
ロジャーは『世界の全てをそこに置いてきた』と言っているわけですが、『世界の全て』とはそれと同等の価値がある財宝の存在を意味すると共に、歴史の真実という意味も含まれていると思います。
それは、世界政府に隠れて歴史研究を続けていた者達に『隠された真実はあるのだ』という希望を与えたのではないかと思います。
どれだけ研究が進み仮説が固まってきても、それが真実であるとは断言できないでしょう…
現実世界でも、それまで『◯◯は◯◯である』とされてきた事が、新たな事実や証拠が見つける事でひっくり返ったりするわけですし、空白の100年については自由に研究できないというキツイ縛りがあるわけですからね…
実際、ベガパンクは今の世界の海の底には幾つかの大陸が存在した旧世界が存在したと語っていますが、それはまさに教科書には乗っていない歴史であり、歴史学者達も知らない事である可能性があり、ある意味、世界をひっくり返すような新事実ですよね！
ロジャーの発言は、海賊達だけでなく、考古学者にも夢や希望また勇気を与える意図があったのではないかと思います。
レイリーとおでん様はロジャーの大海賊時代開闢の意味をそういうものだと分かっていたようですが、今の世界を見ればロジャーの思うような時代になっているように思いますし、現在のベガパンクの行動もロジャーの行動の結果なのではないかと思います。
レイリーはおそらく女ヶ島からシャクヤクと共にシャボンディ諸島に帰っている様ですが…
レイリーはベガパンクに老人が若者の楽しみを奪ってはいけないと言いつつも、あれだけ避けを飲んでいたわけですから、ベガパンクの行動を良い事と判断し、また、心の中では大爆笑していたのではないかと思います！
世界の夜明けの始まり
レイリー達はラフテルで世界の真実を知ったわけですが、それは現代がどんな時代であるかをレイリー達に教えたと思います。
過去に今の世界は『夜の世界』『闇の世界』と表現できるような世界なんじゃないかと書かせて頂いていますが、少なくとも天竜人達以外の全ての人々にとってはそうであると感じられますよね…
イム様と五老星が不都合な存在を『歴史より消すべき灯』と呼んでいる事からも、彼ら自身が今の世界は灯が必要な夜闇の世界であると認識しているように感じられますしね…
ベガパンクが『世界の真実』を語った事は、闇に包まれた世界に灯りをともす事になりそうな気がします。
実際、世界中は善くも悪くも大きな刺激を与えられたというのは間違いない！
新たに知る歴史という『灯り』はそれまで闇に包まれて見えなかったものを露わにするでしょうし、進むべき道も見せてくれると思います。
ルフィ達のこれまでの冒険は、図らずも直接的に、また間接的にと、世界政府の闇を照らし出すような結果をもたらしているとも感じますし、かつてペドロがルフィ達こそが世界を夜明けに導く者達だと確信していたのが、今になって改めてそう思えますし、ロジャーが待つ海賊がルフィ達であるというのも確信できる状況になっていますよね…
レイリー達は『早すぎる』としてそれをしなかったわけですが、今はもう『その時』であるはずです…！
レイリーもルフィがニカの能力を覚醒させたのは知っているでしょうし、それに続いてベガパンクが世界の真実を語るという、かつてのロジャーのようなパフォーマンスを見せた直後である今、レイリーは今は亡きロジャーに対して『世界の夜明けが始まるぞ』というような事を口にして大爆笑しているような気がします！
この記事の紹介は以上になります。
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