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ワンピース考察 | なぜイム様と五老星は古代世界の真実を覆い隠したのだろ

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ワンピース考察 | なぜイム様と五老星は古代世界の真実を覆い隠したのだろ についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

隠す事の必要性について

過去に、イム様が何故自分の存在を隠しているのか理由が分からないというような書かせて頂きましたが、それは、今の天竜人の権力の強大さ、また、天竜人という完全な特権階級、支配者階級が存在するのに、世界政府の虚の玉座に象徴される平等など意味が無いと思えるからです。

天竜人は大勢いるわけですが、彼らは世界貴族つまり王族であるわけですし、彼らの存在は世界に唯一の王がいるのと大して変わらない状況を生み出していますよね…

今の状況で、仮にイム様が天竜人達の王、世界の王として姿を現したとしても、実際五老星すらイム様の下僕であるわけですし、今まで世界を支配してきたわけですから、状況は何も変わらないと思え、存在を隠す事について何か理由があるのでしょうが、今のところ判明しているような事からは理解し難いと感じます。

それは旧世界の沈没についても同じであると思います。

仮にイム様が古代兵器を乱用した事により旧世界を沈没させたのだとしても、彼らはジョイボーイ達との戦いの勝者であり、勝者の権力により得意の情報操作や隠蔽でどうとでも出来たはずだと思います。

世界を沈めたのはジョイボーイであり、かなりの無理があるとしても、イム様こそが世界を滅亡から救った側であるという設定にしてしまえば、旧世界の沈没を隠す事など必要無かったんじゃないかと思えて仕方ないんですよね…

また、イム様が自分の思想や欲望の為に人類の大半を死に至らしめ世界を滅茶苦茶にしたとしても、それを事実として認めた上で、それを正当化して今の世界を作り上げる事もできたのではないかと思います。

最初の20人が世界貴族という特権階級になれている事からしても、歴史の勝者となった彼らの軍事力や財力を想像するに、それくらい力づくの歪曲のような事も出来たのではないでしょうか…?

しかし、実際にはイム様は『隠す』という道を選択した…

それには一体どんな理由があるのでしょうか?

旧世界の存在を隠した理由は?

イム様の存在、また、旧世界の存在を隠したというのは、世界政府の方針…天竜人の方針というよりは、やはりイム様の意思なんでしょう…

五老星は『創造主の御心のままに』みたいなスタンスですが、何かの問題に対処せねばならないような時には五老星が彼らの判断によって対処しているように感じられますが、おそらくもっと大局的な事に関してはイム様が自分の意思を下知している可能性が高いと思え、そうだとしたら、イム様と旧世界の存在を隠したのはイム様の意思である可能性が高いと思います。

自分という存在を隠す理由については、個人的には理解し難いのですが、やはり虚の玉座の理念は世界を支配するにしやすい何かがあるのでしょう…

おそらくは、その方が世界政府に加盟する国が多くなりやすいというような利点があるのではないかと思いますし、イム様自身の心身の問題なんかも関係しているのではないかと思いますが…

旧世界の存在を隠してきた理由…

普通に考えたなら、やはり沈めたのは自分であり、それによって多くの人間を殺したから、それを無かった事にする為だろうと思えますが、個人的にイム様が旧世界を沈めたのは、それがイム様にとって『いらないもの』だった可能性が高いのではないかと思っています。

エネルは自分の故郷を滅ぼしていますが、その理由はハッキリと明言されていないものの、スカイピアも滅ぼそうとした彼の言動を見るに、エネルにとっては景観的に邪魔だったからというように感じられます。

エネルにとっては『いらないもの』になりますよね…

イム様も何らかの理由で旧世界は『いらないもの』と考えていて、彼が作った新世界には必要ないものだった…

その理由として考えられるのは、世界を支配するには広く複雑過ぎ、また、思い通りにならない人間や他の種族が無数にいたからではないかと思います。

イム様は世界を支配できる状態にする為に、いらないものを淘汰したのではないか…?

残したいものを残せず、消したいものが残ったりはしていると思いますが、世界はある意味スッキリし、それがイム様が支配する世界の理想の形に近かったのではないでしょうか…?

『ガ◯ンダム』の『ギ◯ン総帥』みたいな考えですが、その可能性はあるかと思います。

しかし、イム様はそれ以上に空白の100年の歴史と共に旧世界の存在を無かった事にしたかったのでしょう…

イム様は再び世界を沈めるのか?

ベガパンクのメッセージ配信により、世界は再び沈没の脅威と恐怖を感じており、ドラゴンは早く革命の決着をつけないと安全な場所を取り合う戦争が始まると危惧していますね…

イム様がその脅威そのものと言えるわけですが、イム様は再び世界を沈める意思があるのでしょうか?

800年もかけて築き上げてきた今の世界を再び沈めれば、世界政府はほぼ壊滅…というか全滅の可能性もありますし、もしかしたら世界で陸地と呼べるのはレッドラインだけになってしまうかも…

テキーラウルフに代表される巨大な建造物を作らせている事から、その準備は進められてきていると言えますから、イム様には世界を沈める意思がある可能性があると思えるわけですが、それは人口が激減する事になる可能性も高い…

過去にも自分達に従う者達だけをレッドラインに移住させるつもりなのではないかと書かせて頂いていますが、どうやっても今の総人口の半分も生き残る事はできないかと思いますし、更に世界を支配者しやすくはなるものの、世界は更に大幅に縮小してしまう…

それがイム様の理想の世界だとしたら…

天竜人達は今の贅沢な暮らしが保証されれば文句はないでしょうし、逆らう者達がいなくなれば今のような食糧難に遭わずとも済むと考えれば世界が縮小しようが自分達には関係ない…

天竜人は彼らが下々民と呼ぶ地上人類をゴミとか虫ケラと認識しているわけですから、都合が悪くなれば切り捨てる事も厭わないでしょうしね…

個人的にはイム様がどのような世界を理想としているのかが非常に気になり、仮に今回書かせて頂いたような理想を持っているとしたら、やはりそれは神の視点からの理想だと言えますよね…

しかし、ドラゴンが言っていたように『いらないものを淘汰した世界に幸せなど待っていない』と思えるますよね…

また、ベガパンクによって世界は知らなかった事を知ったわけですから、イム様も淘汰される側になる可能性が出てきたとも思えますが…

この記事の紹介は以上になります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました!

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