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ワンピース考察|今度こそ必ず成功する意味とは?海王類たちの望み

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古代兵器ポセイドンとしての役割

古代兵器ポセイドンはしらほし姫であるわけですが、しらほし姫は海王類達の王であり、しらほし姫は彼らに何か指示や命令を出すだけで、実行するのは海王類達であるわけですから、彼らとしらほし姫を合わせて古代兵器ポセイドンであると言えると思います。

それを踏まえて、海王類達は約束の日に巨船ノアを曳航する事が自分達の役目だと言っていましたよね…

古代兵器という『兵器』と考えると海王類達の役目は破壊をもたらすようなものではなく、おそらく本来は兵器として機能するような存在ではなく、兵器として機能するのだとしたら、それは、しらほし姫と海王類達の役目を邪魔する者が現れたりした際に、それを排除する為ではないかと思います。

つまり、巨船ノアを曳航しようとした際、それを邪魔する者達にとって、古代兵器ポセイドンは『兵器』としての側面を見せつける事になるのではないでしょうか?

海王類達が本気で暴れたなら、おそらく島の一つ二つ簡単に沈んでしまうのではないかと思うのですが、役目を邪魔するような者達が現れたりしなければ、彼らはそんな恐ろしい存在ではないかと思います。

海王類達は人類が彼らのテリトリーを侵したりしなければ、積極的に人類を襲ったりはしないでしょうし、むしろ、人類とはあまり関わりたくないというスタンスなんじゃないかと思います…

しかし、彼らの王たる人魚姫の指示や命令により、彼らはおそらく人類に非常に大きな影響を与える存在でもあると思います。

また、彼らは『二人の王』の出会いや『今度はきっとうまくいく』というような意味深なセリフを口にしているわけですが、おそらく長命であり世界政府なんかも関係ない彼らは、空白の100年や世界の秘密について人類よりも詳しい可能性があるでしょう…

彼らが話していた内容にはどんな意味があるのでしょうか…?

二人の王について

ロジャーは深海にて海王類達が『2人の王がまた出会う日をクジラ達も喜んでいる』というような事を話しているのを聞いていますが、『2人の王』とは、一体どんな存在なのか…?

過去にも色々と書かせて頂いていますが、片方がしらほし姫であるのは間違いなく、まずはもう1人が誰かというのが気になるところ…

海王類達はしらほし姫の誕生を予知しており、さらに『遠い海でも生まれてくるね』と、もう片方について話していますが、ロジャーがそれらの会話を聞いたのは今から25年ほど前の話ですから、片方もそれ以降に遠い海で生まれているはずなんですよね…

誰であるかを考えると、やはりルフィがそうであるという可能性が高いかと思いますが、海王類の王であるしらほし姫と同格の王という事になり、ルフィであるなら、2人は既に出会っていて、良い関係を築いていますよね…

しかし、そうだとしたらルフィは何の王なのかという事になりますよね…

やはり、海の王と陸の王というのが一番わかりやすく可能性が高い解釈になるかと思いますが、ルフィが目指しているのは『海賊王』であり、それは確実に何かを支配したり従えたりするような王ではない…

また、ルフィは『この海で一番自由なやつが海賊王だ』という考えを持っているわけですが、だとしたら、2人の王はもう片方は『この海で一番自由なやつ』という事になるのではないかと思っています。

ルフィは『ニカ』であるわけですから、まさに世界一自由な存在だというイメージが湧きますが、片方の王は普通にイメージするような王ではなく、世界を変革する『解放者』たる者を王と呼んでいるに過ぎないのかも知れないなと思っています。

ルフィはワノ国編で囚人奴隷にされている最中も含めて『おれはずっと自由だ』というくらい筋金入りの自由な男ですが、それほどまでに自由ならば、それはまさに『王』であろうかと思います。

『2人の王』とは、海王類の王とルフィが想う海賊王…

その2人が出会い、協力する事により、世界に自由をもたらす存在なのかも知れないなと考えています。

また、海王類の王たる古代兵器ポセイドンをも解放するのが海賊王の役目だったりするのかも?

しかし、『今度はきっとうまくいく』というのはどういう意味なんでしょうか?

『今度はきっとうまくいく』の意味は?

海王類達は2人の王が出会い何かが起こる事を知っていて、『今度はきっとうまくいく』とも言っています…

その言葉からして、前に2人の王が出会った際には何かがうまくいかなかったという事になると思うのですが、それはやはり、ジョイボーイが人魚姫に謝罪文を送っている事に直結しているのでしょうね…

2人は何か約束をしていて、ジョイボーイがその約束を果たせなくなったというのが謝罪の理由みたいですが、それはやはりルフィとしらほし姫の約束に直結しているように思います。

ルフィとしらほし姫は、いつかまた必ず会い、地上を散歩させてやるというような約束をしていたと思いますが、それはおそらく魚人島民が地上に移住する事を意味しており、海賊王ルフィが魚人島民を魚人島から解放し、しらほし姫の命を受けた海王類達が魚人島民をノアに乗せて地上まで曳航するというような形で移住がなるというのが、『うまくいく』という事になるのではないかと思います。

海王類達は、そういうような事がうまくいって欲しいと願っているものと思われますが、彼らにとってそれは何か利益がある事とは思えないですよね…

あくまで個人的なイメージの話なんですが、過去に書かせて頂いたようにONE PIECE世界の正体が幻想世界であり、今は現実世界と呼べるような世界になっているとして…

魚人族また人魚族は幻想世界の住人のようや種族ですよね…

魚人島民の地上への移住は、その2つの世界が重なる、一つになるような事を意味しており、2人の王の真の役目は、2つの世界を1つにする事なんじゃないかとも思います!

イム様が創った世界は、本来の世界を意図的に閉塞させ、『人間』が世界の覇者となるような世界にしてしまっているように思うのですが、それは、いらないものを淘汰したような世界であり、世界が本来の姿に戻るなら、世界はさらに広がり、また、深化していくように思います。

2人の王の役目は、やはり世界を自然な形…つまり、現実と幻想が共存するような世界に戻す事なんじゃないでしょうか…?

この記事の紹介は以上になります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました!

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